実在車種の登場とは? わかりやすく解説

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実在車種の登場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/05 09:51 UTC 版)

レースゲーム」の記事における「実在車種の登場」の解説

レースゲーム登場する車両は、グラフィック表現乏しかった初期の頃漠然とした「車」でしかなかったが、ハードウェアソフトウェア性能向上したことにより、実際に存在する車をモデルとしていると容易に判別できる車両登場するゲーム多くなった。 多数実在車両登場することで話題呼んだサイドバイサイド』(タイトー1996年以降日本海外自動車メーカーから許諾ライセンス)を得て実在する自動車そのものゲーム登場することも多くなったが、“公道上で安全運転を”という自動車メーカーポリシーに基づき公道上でレースをしているという設定ゲームや危険走行意図的に行うナンセンスレースゲームにはメーカー許諾はされず、「コース上に看板設置する」(『バトルギアシリーズ)「高速道路使命終えたため、レース場として開放された」(『湾岸ミッドナイト MAXIMUM TUNEシリーズ)などといった架空設定設け名目上レース場(公道コース)の体裁作りメーカー許諾得ているものが多い。なお、『グランツーリスモシリーズには「正当なモータースポーツ」という認識があり、ゲーム中に登場する公道セクション明確なクローズドコースとして設定されているため、多く主要メーカーから支持されている。 しかし、それでもHonda/アキュラ基準厳しくレース参加車以外の車(いわゆるアザーカー)が登場するゲームに対して基本的に許諾をしておらず、Hondaアキュラ車だけが登場しないレースゲーム少なくない初期首都高バトルシリーズメーカー許諾得ていなかった頃にはNSXインテグラシビックなどHonda車(がモデル推測できる車)も多く登場していたが、首都高バトル01以降作品ではメーカーから許諾得て実名車種収録されようになったため、許諾得られないHonda車は一切登場しなくなった)。しかし、近年では公道舞台で、かつアザーカー登場している『Forza Horizon』シリーズ、『Need For Speed2015)』、『アスファルト8:Airborne』などで許諾下りたパターンもあり、レースゲーム実車登場させる許諾基準明らかでない。 また自動車メーカー独占契約結んでいるゲーム会社もあり、他のゲーム会社ライセンス貸与するか、または独占契約満了しない限りレースゲーム収録できないこともある(例:ポルシェエレクトロニック・アーツ2016年末に独占契約終了)、フェラーリマイクロソフトトヨタポリフォニー・デジタル詳細後述)など。前者RUFゲンバラなどのチューニングメーカーでの収録をもって代替していた。) 2017年頃からトヨタ自動車車種(主に過去市販車)が多くレースゲーム(『Forza Motorsport 7』『ニード・フォー・スピード ペイバック』『Project CARS2』など)に一切収録されない状況続いていた。これに関して2019年8月英国トヨタから「グランツーリスモSPORT除いたレースゲーム収録許諾をする予定はない」と発表されている。しかし、2019年11月に『Forza Horizon 4』でトヨタブランド市販車の再収録復活をすることが発表された。 実在する車種キャラクターとして採用する場合、「車体横転する(特にオープンカー)」「現実ら致命的なレベルボディ破損する」といった演出は、現在では許諾下りない場合が多い。

※この「実在車種の登場」の解説は、「レースゲーム」の解説の一部です。
「実在車種の登場」を含む「レースゲーム」の記事については、「レースゲーム」の概要を参照ください。

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