女性手帳とは? わかりやすく解説

女性手帳

読み方:じょせいてちょう

女性身体のメカニズム結婚時期妊娠適齢期などの基準記載した手帳内閣府少子化危機突破タスクフォースによって考案され少子化対策一つ2013年5月14日現在、「女性手帳」は仮称である。

少子化危機突破タスクフォースは、女性対象に、10代から将来人生設計について考えてもらうように教育啓発活動を行うものとして、「女性手帳」を少子化対策として位置づけている。

森雅子内閣府特命担当大臣記者会見での答弁によると、少子化危機突破タスクフォース人口減少原因分析したところ、結婚妊娠に関する政策十分に整備されていなかったことが明らかになったという。また、晩婚化進んでいることも出生率低下つながっているとの分析結果提示した

また森雅子少子化担当相は、高齢出産のリスク認知のためには前提となる知識不可欠で、早い段階からの教育啓蒙重要だ述べた

一方で、「女性手帳」に対して批判的な意見もある。民主党蓮舫少子化担当相は、「女性手帳」が、全女性を均一に対象にすることについて懸念示している。また、インターネット上や各メディア社説などでは、「女性だけに知らせて意味が無い」、「手帳配布するための税金無駄だ」といった声が上がり、「女性手帳」は物議を醸している。

関連サイト
森内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成25年4月26日 - 内閣府
「女性手帳」でバトル 蓮舫氏「非常に危険」 森氏「啓発は大切」 - MSN産経ニュース


女性手帳

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/25 12:17 UTC 版)

女性手帳』(じょせいてちょう)は、1967年4月10日[1]から1982年3月25日までNHK総合テレビジョン平日に放送されたインタビュー番組である。当初はモノクロ放送だったが、1971年4月7日からカラー放送となった[2][3]

概要

この番組は毎週1人のゲストをピックアップしていき、週5日間、合計2時間半にわたってNHKのアナウンサーたちがゲストに対して行ったインタビューを放送していた。

番組開始から1年間は、毎月最終金曜日のみNHK大阪放送局が制作を受け持った。その後、1967年4月からは原則は東京放送局の製作とし、2 - 3ヶ月に1度の間隔で1週間通して大阪放送局が製作を受け持つ形に変更された後、1970年10月からは、大阪放送局のほか、名古屋放送局も不定期で新たに制作に参加(同時に大阪放送局の担当スケジュールも原則として隔月で1週ずつ(年6回)の形に変更された)。

更に1972年からは8月に福岡放送局が初めて1週間製作を受け持ったのを皮切りに、札幌・広島・仙台など各地方の地域拠点局も不定期で製作を担当するようになった。

これを機に、日本を代表する芸術家から家庭の知識、そして地方に伝わる風習伝承や特定地域にのみ生息が確認されている動植物生態にいたるまで、幅広い分野の話題を網羅する硬派のインタビュー番組として長年親しまれることになった。

番組は1982年3月に同タイトルでの放送を終了。同年4月に『訪問インタビュー』へと衣替えした。

放送時間

  • 放送開始 - 1969年3月26日:月 - 金曜 13:15 - 14:15
  • 1969年4月 - 1972年3月23日:月 - 金曜 13:40 - 14:20
    • 日本万国博覧会期間中(1970年3月16日 - 9月11日)は万博関連番組『ナショナルデーへの招待』を月曜・水曜・金曜に放送したため、火曜・木曜のみ放送[4][5]
  • 1972年4月6日 - 1974年3月26日:月 - 金曜 13:55 - 14:30
  • 1974年4月8日 - 放送終了まで:月 - 金曜 14:00 - 14:30

歴代司会者(聞き手)

期間 キャスター
1967.4.1 1968.3.27 伊藤鑛二 山田幸子
1968.4.8 1970.3.26 原善三郎
1970.4.7 1972.3.23 杉澤陽太郎 広瀬修子
1972.4.6 1974.3.26 室町澄子
1974.4.8 1975.3.27 森本毅郎 高橋美紀子
1975.4.7 1977.3.25 上安平洌子
1977.4.6 1979.3.26 飯窪長彦 山根基世
1979.4.2 1981.3.31 河路勝 広瀬修子
1981.4.2 1982.3.25 伊集院礼子
大阪製作分
期間 キャスター
1967年度(月1回)・1968年度(4月・6月[6] 山川静夫 檜山紀美子
1968年度(9月・10月・1969年2月)・1969年度(8月) 秋山和平[7] 村田幸子
1969年度(10月・12月、1970年1月) 長島澄子
1970年度(10月・1971年1月・3月)・1971年度(5月・7月) 小谷伝
1971年度(10月・11月・1972年1月・3月)・1972年度(5月・7月・9月・11月・1973年2月) 山根基世
1973年度(5月・7月・9月・11月)・1974年度(4月・5月) 峯尾武男[8]
1974年度(7月・9月・11月)・1975年度(4月) 福田康子
1975年度(6月・7月・10月・12月・1976年3月)・1976年度(3月・5月・7月・11月・1977年1月・3月)・1977年度(6月・8月) 向後英紀[9]
1977年度(9月・12月・1978年2月)・1978年度(5月・7月・12月・1979年1月)・1979年度(4月・5月) 安藤恵[10]
1979年度(9月・11月・1980年1月・3月)・1980年度(5月) 山口弘三[11] 堀内裕子
1980年度(9月・11月・1981年1月)・1981年度(4月) 西阪廣[12]
1981年度(10月・11月・1982年2月・3月) 村田幸子 西阪廣
その他

東京・大阪以外の地方局製作分の女性司会者に関しては、各地域を拠点に活動するフリーアナウンサーが起用されていた。

制作局 期間 キャスター
札幌放送局 1972.10 山中勇 黒沢久美子
1974.2 野村寛臣 照屋真樹子
1975.2 野村寛臣 青池光子
1976.1 河内正 木村ゆき子
1977.2 西橋正泰 須磨佳津江
1977.7
1978.11 本田誠次 沢井貴良子
1980.8 鈴木公 竹本寿美子
仙台放送局 1977.6 草柳隆三 小松直子
1980.2 阿世知幸男 宮部博子
青森放送局 1978.11 鈴木公 黒滝郁子
1981.11 桜井芳朗 梶浦美枝子
秋田放送局 1976.7 草柳隆三
福井放送局 1974.1 木村光一
富山放送局 1981.3 後藤晴美 中村速雄
名古屋放送局 1970.10 本田誠次 尾関(中原)成子
1971.11 秋山隆
1972.9 田崎峯男
1973.3 小沼俊男
1973.6 中野道生
1973.7
1974.12 児玉士誠 青木裕子
1975.4 児玉士誠
1975.9 阿部宏 近森一枝
1976.4 加藤英明
1977.5 松田輝雄 小林洋子
1977.7
1978.5 加瀬次男 河原秀子
1978.8 小沢一郎 小林洋子
1979.4 広越正久
1980.5 青木淳 近森一枝
1980.9 峰陽子 
1981.9 服部雅子
広島放送局 1979.5 根岸久治 岩崎有子
1979.10 川口正八
1981.2 檀上滋 杉本雅子
1981.10 川口正八 浜本一枝
松山放送局 1974.3 白鳥元雄
1979.2 福本義典 宮内淑子
1979.3
1979.12
1980.11 村田昭 西村澄子
1981.12 草柳隆三 宮内淑子
高松放送局 1978.4 山田誠浩 土井昌子
福岡放送局 1972.8 川口正八 上田暁子
1974.5 川口正八
1975.7 中村速夫 松尾みどり
佐賀放送局 1981.7 佐々木謙介
1982.3 小林弘明
沖縄放送局 1977.12 草柳隆三 上原利恵子
1975.3 吉川精一
1976.10 平岩毅
1977.4 重松和美
1977.11
1978.12 平岩毅

脚注

  1. ^ 日本放送協会総合放送文化研究所放送史編修部『NHK年鑑'72』日本放送出版協会、1972年、196頁。 
  2. ^ 朝日新聞 1971年4月7日 朝刊 P.13 テレビ欄(朝日新聞クロスサーチにて閲覧)
  3. ^ 日本放送協会総合放送文化研究所放送史編修部『NHK年鑑'72』日本放送出版協会、1972年、120, 196頁。 
  4. ^ 日本放送協会総合放送文化研究所 放送史編修室 編『NHK年鑑'70日本放送出版協会、1970年9月20日、88頁。NDLJP:2525970/62https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2525970 
  5. ^ 日本放送協会総合放送文化研究所 放送史編修室 編『NHK年鑑'71』日本放送出版協会、1971年9月20日、75頁。 
  6. ^ 各1週ずつ(以下、同じ)。
  7. ^ 1969年5月の担当週は内田明がリリーフ登板。
  8. ^ 1974年2月の担当週は川鍋弘が、1975年2月の担当週は蕪木弘道がリリーフ登板。
  9. ^ 1975年11月の担当週は生方文彦が、1977年7月の担当週は蕪木弘道が、1978年3月・9月・1979年7月の担当週は木村知義がリリーフ登板。
  10. ^ 1975年11月の担当週は生方文彦が、1977年7月の担当週は蕪木弘道がリリーフ登板。
  11. ^ 80年7月の担当週は木村知義がリリーフ登板。
  12. ^ 1981年5月の担当週は井上善夫が、1981年8月の担当週は木村知義がリリーフ登板。

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