大胡田なつき(おおごだなつき)
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「パスピエ (バンド)」の記事における「大胡田なつき(おおごだなつき)」の解説
ボーカル担当。全楽曲の作詞およびアルバムのアートワークを手がける。ライブでは一部楽曲でキーボードを担当することもある。 静岡県御殿場市出身。身長155cm。7月28日生まれ。 実家が音楽教室という環境下で、4歳からピアノを習っていた。もともと「音楽がしたい」というよりは「何か表現する人になりたい」と考えており、音楽・絵・舞踊・文学・生け花など一通りの芸術活動に手を出していた。結局その中で長く続いて、一番何かを表現しやすいと感じたのが音楽だったという。歌唱とキーボードの打ち込みを学びに上京して通っていた専門学校で知り合ったギタリスト古川夏希らとバンド「印象H」を結成、その活動中に成田と出会い、パスピエを結成する。成田とバンドを組めば「絶対に何かができる」と感じたという。また、専門学校時代には学友だった仲村宗悟のバックバンドとしての演奏も行っていた。 ライブではチャイナドレスや着物を衣装とする事もある。 聴き慣れているのは1970〜80年代の歌謡曲であり、「外国からの影響を受けた感じ、海外から見た日本という感じの曲が好き」で、荒井由実などを聴いていたという。これまでに耳にした楽曲の中で一番好きな楽曲は小川美潮の「おかしな午後」。また、スティーリー・ダンも大のお気に入りで自身のルーツに挙げている。 CDジャケットのイラストを手がけるほか、ミュージック・クリップの制作に携わるなど音楽以外の面でも存在感を放っているが、「手段が違うだけで自分を表現するという意味では同じ」とし、ボーカルという立ち位置にしても「自分の声を使って総合表現をしているような感覚に近い」という。 両親ともに趣味で画を描いているという。イラストの作風はナンバーガールの向井秀徳に影響されている。 読書も好きで、学生時代によく読んだのは村上龍。また、三島由紀夫も好きだという。 アザラシをこよなく愛しており、出演したラジオで「趣味はアザラシ」と紹介されたことがある。
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