大牧_(さいたま市)とは? わかりやすく解説

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大牧 (さいたま市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/13 00:36 UTC 版)

日本 > 埼玉県 > さいたま市 > 緑区 (さいたま市) > 大牧 (さいたま市)
大牧
大牧自然緑地
大牧
大牧の位置
北緯35度52分37.3秒 東経139度42分02.67秒 / 北緯35.877028度 東経139.7007417度 / 35.877028; 139.7007417
日本
都道府県 埼玉県
市町村 さいたま市
緑区
地域 浦和地区
人口
2017年(平成29年)9月1日現在)[1]
 • 合計 2,366人
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
336-0922[2]
市外局番 048[3]
ナンバープレート 大宮

大牧(おおまき)は、埼玉県さいたま市緑区大字郵便番号は336-0922[2]

隣接している大間木は「おおま」と読む。

地理

さいたま市緑区中部の大宮台地(浦和大宮支台)上[4]芝川周辺の沖積平野に位置する。大小5か所に飛び地があり、大きいほうは見沼代用水西縁に架かる国道463号の浅間橋の対角に位置し、蓮見新田を挟んだ南側の飛地とともに見沼田んぼとなっている。小さいほうは浦和大間木郵便局の東側と、東浦和駅付近の見沼代用水西縁および見沼通船堀周辺の2か所に位置する。東浦和駅周辺は境界線が大間木などと複雑に入り組んでいた[5][6]が、一部が地番変更の実施により大宮台地側の大半が東浦和となり、見沼田んぼ側が飛び地となった。西側は宅地化が進んでおり、見沼田んぼの側は人家はなく、一部が芝川第一調節池となっている。

縄文前期の梅所遺跡や、縄文期・弥生後期の大北遺跡や、弥生後期 - 古墳時代前期の和田遺跡が地区内に所在する[4][5]

地価

住宅地の地価は、2018年平成30年)1月1日公示地価によれば、大字大牧字梅所1470-6の地点で13万1000円/m2となっている[7]

小字

  • 葭場耕地[4]
  • 中割
  • 梅所
  • 第六天神
  • 女鉢下

歴史

もとは江戸期より存在した武蔵国足立郡木崎領に属する大牧村、古くは南北朝期より見出せる足立郡芝郷のうちの大牧村であった[4]。地名の由来は定かではないが、古代の牧場に因むものとされている[4]。村高は正保年間の『武蔵田園簿』では431余(田135石余、畑296町余)、『天保郷帳』では508石余であった[4]助郷中山道浦和宿に出役していた[4]。村の規模は東西12余、南北18町余で、化政期の戸数は16軒であった[4]

世帯数と人口

2017年(平成29年)9月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]

大字 世帯数 人口
大牧 1,022世帯 2,366人

小・中学校の学区

市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下の通りとなる[14]

番地 小学校 中学校
346 - 359番地 さいたま市立尾間木小学校 さいたま市立尾間木中学校
1336 - 1352番地 さいたま市立東浦和中学校
1216 - 1272番地
1309番地3
1310番地2・3・5
1353 - 1513番地
さいたま市立大牧小学校
その他 さいたま市立尾間木中学校

交通

鉄道

  • 見沼田んぼにある飛地の芝川付近で武蔵野線がかすめているが鉄道駅はない。最寄り駅は武蔵野線東浦和駅であるが、大字大牧字梅所よりおよそ1.6 km[7]ほど南にある。

道路

施設

脚注

  1. ^ a b さいたま市の人口・世帯(時系列結果)”. さいたま市 (2017年9月5日). 2017年9月20日閲覧。
  2. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2017年10月4日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2017年5月29日閲覧。
  4. ^ a b c d e f g h i j k l m 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 181-182頁。
  5. ^ a b 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』916頁。
  6. ^ 『わがまち浦和』91頁。
  7. ^ a b 国土交通省地価公示・都道府県地価調査.2019年1月31日閲覧。
  8. ^ 「旧高旧領取調帳データベース」の検索結果も参照。
  9. ^ 学校沿革史 - さいたま市立尾間木小学校.2020年1月15日閲覧。
  10. ^ 『わがまち浦和』 巻末付録(頁番号なし)。
  11. ^ 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 1420頁。
  12. ^ a b さいたま市 区政概要(平成26年度版)” (PDF). さいたま市. pp. 5-6 (2014年8月). 2019年1月6日閲覧。
  13. ^ 『県別ユニオン 埼玉県 シティング道路地図』国際地学協会、1997年7月、14,22頁頁。ISBN 4-7718-2462-2 
  14. ^ さいたま市立小・中学校通学区域一覧”. さいたま市 (2017年8月23日). 2017年9月20日閲覧。
  15. ^ 『でっか字埼玉便利情報地図2013年2版2刷』昭文社、2013年、76,87頁頁。ISBN 978-4-398-60135-3 
  16. ^ 公開型緑地のご紹介”. さいたま市役所 (2018年12月10日). 2019年1月31日閲覧。

参考文献

関連項目

外部リンク




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