玄蕃新田とは? わかりやすく解説

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玄蕃新田

読み方:ゲンバシンデン(genbashinden)

所在 埼玉県さいたま市緑区

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

〒336-0961  埼玉県さいたま市緑区玄蕃新田

玄蕃新田

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/25 10:26 UTC 版)

玄蕃新田
玄蕃新田
玄蕃新田の位置
北緯35度53分24.85秒 東経139度42分49.56秒 / 北緯35.8902361度 東経139.7137667度 / 35.8902361; 139.7137667
日本
都道府県 埼玉県
市町村 さいたま市
緑区
旧市域 浦和市
人口
2017年平成29年)9月1日時点)[1]
 • 合計 209人
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
336-0961[2]
市外局番 048[3]
ナンバープレート 大宮
座標は浦和大学付近

玄蕃新田(げんばしんでん)は、埼玉県さいたま市緑区大字郵便番号は336-0961[2]

地理

さいたま市緑区東部の大宮台地(鳩ヶ谷支台)上に位置する。かつては2か所に分かれて存立しており、東北自動車道浦和本線料金所の西、浦和大学の東に位置する玄蕃新田が本田であり、浦和美園駅からさいたまスタジアム周辺にある玄蕃新田[4]は新田であった。新田のほうが本田より広く、新田の機能を有していたエリアも広かったが、みそのウイングシティ土地区画整理事業により2017年2月に美園の一部となり[5]、新田側の玄蕃新田は消滅した。本田は範囲が狭く、現在も畑地が残り宅地化はあまり進んでいない。なお、本田は高台であるため、畑ばかりで水田は存在しておらず、江戸時代は新田側の人口のほうが本田側より多かった。したがって、本来飛地であるはずの新田のほうが栄えているという現象が起こっていた。

歴史

もとは江戸期より存在した武蔵国足立郡南部領に属する玄蕃新田として独立していた。元禄年間までに下野田村から分村されたものと推定される[6][7]

小字

  • 内耕地[6] - (美園三丁目・四丁目の各一部となる)
  • 外耕地 - (美園一丁目・三丁目・五丁目に編入)[1]
  • 長町耕地 - (美園一丁目 - 五丁目に編入)

世帯数と人口

2017年平成29年)9月1日時点の世帯数人口は、以下のとおりである[1]

大字 世帯数 人口
大字玄蕃新田 77世帯 209人

小・中学校の学区

市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下の通りとなる[11]

区域 小学校 中学校
全域 さいたま市立大門小学校 さいたま市立美園中学校

交通

鉄道

地区内に鉄道は敷設されていない。最寄り駅は、全域が埼玉高速鉄道線(埼玉スタジアム線)の浦和美園駅である。

道路

施設

脚注

  1. ^ a b さいたま市の人口・世帯(時系列結果)”. さいたま市 (2017年9月5日). 2017年9月20日閲覧。
  2. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2017年10月3日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2017年5月29日閲覧。
  4. ^ 『でっか字埼玉便利情報地図2013年2版2刷』昭文社、2013年、106頁。ISBN 978-4-398-60135-3 
  5. ^ a b さいたま市 区政概要(平成30年度版)” (PDF). さいたま市. p. 7 (2018年8月). 2019年1月27日閲覧。
  6. ^ a b c d 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 353ページ。
  7. ^ 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 457ページ。
  8. ^ 「旧高旧領取調帳データベース」の検索結果も参照。
  9. ^ a b c 『わがまち浦和』 巻末付録(ページ番号なし)。
  10. ^ 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 1420ページ。
  11. ^ さいたま市立小・中学校通学区域一覧”. さいたま市 (2017年8月23日). 2017年9月20日閲覧。

参考文献

関連項目

外部リンク



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