大同電力からの受電とは? わかりやすく解説

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大同電力からの受電

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/17 17:23 UTC 版)

名古屋電灯」の記事における「大同電力からの受電」の解説

1918年4月名古屋電灯臨時建設部が工事進めていた串原仮発電所出力2,000kW)が竣工した。この発電所は、矢作川での串原発電所建設中大戦景気による需要急増に伴い設備納入を待つ余裕なくなったため長良川発電所予備設備一式転用して急設された仮設発電所である。名古屋への送電設備として六郷村(現・名古屋市東区)に六郷変電所を、発電所から六郷変電所へ77kV送電線架設しどちらも同年6月竣工させた。同年9月前述通り臨時建設部は名古屋電灯から分離され木曽電気製鉄(後の大同電力となった。 翌1919年7月木曽川賤母発電所一部竣工し出力4,200kWで運転を始め同年11月には全面竣工し出力1万2,600kWにより運転開始した。一部運転開始同時に先の串原六郷間77kV送電線途中接続する送電線架設されており、発生電力六郷変電所へと送電された。さらに1921年8月には上流側にて大桑発電所出力11,000kW)が運転を開始同時に賤母・六郷送電線との連絡線設けられた。 矢作川串原発電所出力6,000kW)は1921年2月完成し仮発電所廃止された。本発電所建設機に木曽川系統とは別経路名古屋方面へと輸送する送電線整備され呼続町(現・昭和区)に瑞穂変電所新設されている。

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大同電力からの受電

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/14 09:28 UTC 版)

東邦電力」の記事における「大同電力からの受電」の解説

旧名古屋電灯から開発部門分離し発足した木曽電気製鉄は、1921年2月再編によって大同電力となった。そして同年10月までに木曽川に賤母(しずも)発電所出力12,600 kW)と大桑発電所(同11,000 kW)、矢作川串原発電所(同6,000 kW)をそれぞれ完成させていた。発生電力名古屋市内の2か所の自社変電所送電されており、須原賤母発電所串原発電所からそれぞれ77kV送電線建設された。東邦電力は両変電所にて大同電力から受電し、前述通りその他の電源とともに主として名古屋市一帯配電充てていた。その後大同電力による木曽川開発進展するとともに東邦電力への電力供給増加し最大33,000kWまで伸長した大同電力名古屋方面へと送電する一方で東海地方越えて大阪府に至る送電線1922年7月建設し関西地方への送電開始したその後関西方面への送電増加するが、反対に東邦電力への供給増加しなくなった東邦電力不足分自社発電所建設他社からの受電によって補う方針を採ったことから、大同電力から東邦電力名古屋方面への電力供給28,000kWに削減の上以後据え置かれた。供給28,000kWとする契約1924年大正13年2月締結され供給地点は大同電力変電所2か所と東邦電力変電所1か所、料金は1キロワット時 (kWh) あたり2銭と取り決められた。 また1923年11月からは奈良方面における大同電力からの受電も始まった受電電力初め2,500kWで、以降随時増加していった。

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