境港市・調布市との関係
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「水木しげる」の記事における「境港市・調布市との関係」の解説
境港市 故郷の鳥取県境港市に「水木しげるロード」がある。ロードに沿って妖怪オブジェが並び、水木ロード郵便局(既存局を改称)もある。なお、境港郵便局をはじめ市内7郵便局の風景印は全て鬼太郎らのキャラクターがデザインされている。 設置されていた86体の妖怪を100体にするために1体100万円としてスポンサーを募集し、2009年現在、合計120体となった。このオブジェの「目玉の親父」は度々盗難に遭うため現在は台座に固定されている。合わせて「水木しげる記念館」も開館している。また同市では世界妖怪協会による「世界妖怪会議」の第1回、第2回も開かれた。 米子駅と境港駅を結ぶJR境線では「鬼太郎列車」が運行されている。また、同線の沿線16駅には「ねずみ男駅」(米子駅)「鬼太郎駅」(境港駅)の他、全国各地の妖怪をモチーフにした愛称が付与されている。 境港市の観光協会による「第1回妖怪人気投票」で水木本人が3位になっている。 2007年3月22日、妖怪のブロンズ像が並ぶ「水木しげるロード」の振興に役立てて欲しいと水木プロダクションは境港市に2000万円を寄付した。水木プロは2004年にも200万円を市に寄付している。 調布市 水木が50年近く住んだ東京都調布市は、市を挙げて水木の顕彰に努めており、2008年に水木は名誉市民に選ばれた。市内にある水木やその作品ゆかりの地を紹介する聖地巡礼マップを発行するなど、観光面での地域振興にもつなげている。 調布市は2016年に、水木の一周忌を前に命日の11月30日を「ゲゲゲ忌」とすることを決め、スタンプラリーなどの追悼事業を実施すると発表した。 調布駅南口にある「調布市文化会館たづくり」1階には、調布が登場する水木作品を紹介する「ゲゲゲギャラリー」が設けられている。 調布市のコミュニティバス「調布市ミニバス」には『ゲゲゲの鬼太郎』のキャラクターが車体に描かれ、愛称「鬼太郎バス」として3路線4ルートが運行されている。 『ゲゲゲの女房』がテレビドラマ化された2010年には、京王電鉄から調布市内の京王線5駅と京王バスの乗車券をセットにした「ゲゲゲ記念切符」も発売された 2003年10月には「深大寺そば」で有名な調布市深大寺の門前に「鬼太郎茶屋・深大寺店」が開店した。「妖怪舎」(株式会社きさらぎ、本社:鳥取県米子市)が経営している。(なお、元祖「鬼太郎茶屋」は境港の「水木しげるロード」内にあり、「妖怪舎」とは無関係。境港の「本店」店長は「鬼太郎音頭」の作詞者である。) 京王線調布駅北口の布多天神社参道にある「天神通り商店街」には、ゲゲゲの鬼太郎を始めとする代表的な妖怪のオブジェが並んでいる。商店街入り口の目印は街灯に腰掛けた鬼太郎である。 鬼太郎茶屋 天神通り商店街 自宅近くの覚證寺には、鬼太郎などが彫刻された墓と、水木が描いた「二河白道図」が置かれている。
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