地震の詳細
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2010/03/02 02:20 UTC 版)
「チリ大地震 (2010年)」の記事における「地震の詳細」の解説
震源は首都のサンティアゴから南に約320kmのコンセプシオン沖。深さは35km、マグニチュード(モーメントマグニチュード Mw)は当初アメリカ地質調査所は8.3と発表していたがその後8.8に修正された。また、気象庁も当初は(気象庁マグニチュード Mj)8.5と発表されていたが、その後8.6に修正した。 東京大学地震研究所は遠地実体波から、震源断層の長さは450~500km、すべり量は最大8m、Mw8.6と算出した。史上最大の1960年のチリ地震は断層長600~1000km程度とされており、今回はその約半分だった。 この地域ではペルー・チリ海溝において太平洋側のナスカプレートが大陸側の南アメリカプレートの下に沈み込んでおり(両プレートの接近速度は80mm/年、USGS)、これまでもM8を超えるような海溝型地震が繰り返し発生してきた。今回の地震も同様の機構で起きた海溝型地震であると考えられている。また、震源メカニズムは津波の発生しやすい逆断層型である。 改正メルカリ震度メルカリ震度階級地域VIII タルカワノ VIII アラウコ VIII ロタ VIII チワヤンテ VIII カニェテ VIII サン・アントニオ VII ラ・ラハ VII ジュンベル VII メリピジャ VII カブレロ VII ブルネス VII タルカ VII サンタ・クルズ VII エル・モンテ VII レブ VII チジャン VII パラール VII ロス・アンヘレス VII タラガンテ VII サン・カルロス VII クラニラウェ VII トメ VII ランパ VII コロネル VII コンスティトゥシオン VII コンセプシオン VII ペンコ VII ロンガ VII サン・ビセンテ VII リナレス VII サン・クレメンテ VII コイウェコ VII テノ VII モリナ VII パイネ VII クリコ VII カウケネス VII ムルチェン VII サン・ベルナルド VII ナシミエント VII チンバロンゴ VII アンゴル VII ラ・カレラ VII ランカワ VII ジャイジャイー VII レンゴ VII サン・ハビエル VII ラウタロ VII グラネロス VII ビジャ・アレマナ VII ペニャフロル VII キルプエ VII トライゲン VII マチャリ VII リマチェ VII コジプジ VII ビルクン VII ビニャ・コウシニョ VII ビジャリカ VII ブイン VII ピトルフケン VII フレイレ VII キジョタ VII サン・フェリペ VII カラウェ VII ビクトリア VII ヌエバ・インペリアル VII サンティアゴ VII テムコ VI ビニャ・デル・マール VI ラ・リワ VI バルパライソ VI ロス・アンデス VI ロンコチェ V ラス・ガビオタス V パンギプジ V サラマンカ V ラス・アニマス V コラール V バルディビア V イジャペル V ラ・ウニオン V リオ・ブエノ V メンドーサ(アルゼンチン) IV オソルノ IV サン・マルティン(アルゼンチン) IV サン・ラファエル(アルゼンチン) IV サン・フアン(アルゼンチン) IV クトラル・コ(アルゼンチン) IV サン・ルイス(アルゼンチン) III ネウケン(アルゼンチン) III ヘネラル・ロカ(アルゼンチン)
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地震の詳細
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「ハイチ地震 (2010年)」の記事における「地震の詳細」の解説
震源はハイチの首都ポルトープランスの西南西25km、深さは13km、マグニチュード(モーメントマグニチュード Mw)は7.0と推定されている(アメリカ地質調査所)。この地域は北アメリカプレートとカリブプレートの衝突型境界の近傍であり、震源が浅い典型的な内陸地殻内地震(直下型地震)である。この地震を起こした断層は、エンリキロ-プランテインガーデン (Enriquillo-Plaintain Garden) 断層系の中の断層の1つと推定されている。地震のメカニズムは、逆断層成分を持つ左横ずれであった。地震波からの推定では、断層の滑り量は最大で約4mであった。ポルトープランスとその郊外では改正メルカリ震度階級VII - X相当の揺れがあったと推定されている。 地震発生直後の2010年1月12日17時0分と8日後の同月20日6時3分(いずれもハイチ時間)には、それぞれポルトープランスの西南西約50kmと55km、深さは約10kmの地点でM5.9の地震が発生し、同日までの最大規模の余震だと見られている。20日の地震は震源メカニズムが本震と異なるため調査が必要だともされている。 ポルトー・プランス湾沿岸のグラン・ゴアーブでは地滑りにより平均3mの高さの津波が発生し、複数の家屋が倒壊、津波を見物していた3人が犠牲となった。
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