過去に発生した地震とは? わかりやすく解説

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過去に発生した地震

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/31 09:16 UTC 版)

地震」の記事における「過去に発生した地震」の解説

過去発生した世界中地震の詳細リスト規模被害による順位については「地震の年表」を参照 有史以来世界各地で無数の地震発生している。その中で多く被害出した地震多数発生している。日本では1960年以降気象庁正式に命名した地震が、現在約30個あるほか、それ以前にも多数被害地震発生している。また世界では1980年から1999年まで20年間で、1年当たり平均約7,400人(うち日本280人)が地震により亡くなっている。 日本およびその周辺地震震災など古地震として多く取り上げられる地震として、1923年関東地震関東大震災)がある。この地震では、日本の歴史最多となる10万人以上の死者出し首都東京を含む広い範囲被害与え火災被害大きかった1964年新潟地震日本では最大級石油コンビナート災害もたらし鎮火10日以上かかり、では消火できない危険物火災への消防・防災をより強化することとなり、また地震保険がこの地震機に2年後誕生した1995年兵庫県南部地震阪神・淡路大震災)は都市部襲った地震典型例であり、その後建築基準法見直し防災意識変化などに大きな影響与えた2004年新潟県中越地震では震災後避難生活に関する問題大きく取り上げられるようになった2011年東北地方太平洋沖地震東日本大震災)は津波によって東日本太平洋側の広い範囲被害与え原発事故等の新たな問題発生した。 また世界的には、津波により多く死者出した2004年スマトラ島沖地震などがある。 人類史上、死者が最も多かった地震は、1556年1月23日中国 陝西省発生した華県地震で、約83万人死亡した。これは2番目に多い唐山地震の公式統計による死者数の3倍以上である。また、人類史上、最も規模大きかった地震は、1960年5月22日チリ西岸発生したチリ地震で、マグニチュードモーメントマグニチュード (Mw) で9.5だった。

※この「過去に発生した地震」の解説は、「地震」の解説の一部です。
「過去に発生した地震」を含む「地震」の記事については、「地震」の概要を参照ください。

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