Webサイト上の地震年表
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/13 04:44 UTC 版)
「日本の歴史地震の西暦換算」の記事における「Webサイト上の地震年表」の解説
古代中世地震史料研究会が公開している[古代・中世]地震・噴火史料データベース(β版)のように、これらの事情を勘案して、ユリウス暦とグレゴリオ暦が併記できるような検索を可能としたWebページもある。 日本地震学会のHPにある「日本付近のおもな被害地震年代表」は2001年まで『理科年表』の監修者を務めた吉井敏尅の好意により掲載されているものである。その内容は『理科年表』(2001年版以前)「日本付近のおもな被害地震年代表」の引用で同一であり、1582年以前の地震もグレゴリオ暦で掲載されている。 Web上で検索可能な宇津徳治「世界の被害地震の表」は、日本の地震も含めて1582年以前の地震はユリウス暦で表されている。『理科年表』の「世界のおもな大地震・被害地震年代表」は、この「世界の被害地震の表」から主な地震を抜粋したものである。 2001年に公表された「南海トラフの地震の長期評価」では、南海地震及び東南海地震の震源域で過去に発生した地震について、発生年の間隔を計算する上での便宜を考えてグレゴリオ暦で示したものの、早川・小山(1997)の提言を踏まえて天正十年九月十八日(ユリウス暦1582年10月4日)以前はユリウス暦による月日を括弧に入れて併記していた。これに対し2013年に公表された「南海トラフの地震活動の長期評価(第二版)(説明文 別表)」では、グレゴリオ暦表記のみとなっている。
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