囲碁サッカー部
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/01 00:06 UTC 版)
大工 健三郎(だいく けんざぶろう) 声 - 吉崎亮太 人気投票:25位 2年P組所属。囲碁サッカー部の設立者であり部長。髪は茶色の天然パーマで、一人称は「オレ」。 呑気な性格で、自身がダラダラ過ごす部室を得るために「囲碁サッカー」という在りもしないスポーツをでっち上げ、部を設立した。その後、誠の入部により「囲碁サッカー」が作中で実在するスポーツであることを知り、その後は囲碁サッカー部の展開に翻弄されていく。 地元の一大コンツェルン・大工財閥の息子でもあり、部活存続の危機を金の力で解決する、学校帰りに気軽に果樹園を購入するなど、財力に物を言わせ周囲を圧倒させることがある。また、登下校には自家用ヘリコプターを利用している。 関口 ユリア(せきぐち ユリア) 声 - 廣坂愛 人気投票:16位 囲碁サッカー部では唯一の女子部員。1年O組所属。髪型は金髪のおかっぱで、背は部員の中で一番低い。 性格はおとなしく無口。いつも本を読んでおり、部長の大工の遊びにはあまり真面目に付き合わない。アニメ版では、愛読書はヘルベチカスタンダードである。 作中で明言はされていないが、大工に恋心を抱いているような描写が見受けられる。 部活に関して、ただ何となく所属していたが、潜在的才能が目覚めたのか全国大会で優勝してしまう。 桜井 誠(さくらい まこと) 声 - 比上孝浩 人気投票:17位 1年O組所属。教員の桜井泉(後述)の弟。一人称は「オレ」。姉同様に茶髪であり、顔つきも姉並みニコニコしていることが多いが、開眼している描写はない。囲碁サッカー経験者(中学校ではMVPだった)で、入部を希望して囲碁サッカー部に現れ、謎の演舞を見せて部長を驚かせる。 勘が鋭く、高崎の姉への恋心を見抜いており、それを利用して囲碁サッカー部の顧問に誘った。その後も姉の高校時代の写真を使って顧問就任を渋る高崎を買収しようとするなど、抜け目の無いところがある。最終的には高崎を顧問にすることに成功し、以降も高崎の指導する囲碁サッカーに対して熱意を見せている。 思春期特有のものか姉に対して遠慮は一切無く、素直にもなれないのかぶっきらぼうかつ疎ましそうな態度であり、「お前」と呼ぶなど言葉遣いも乱暴。また自分の部屋のドアに「社長室」というステッカーを貼っていたりと、プライドが高く子供っぽい一面がある。しかし様々なところで寝ては周りを翻弄する小説家である父や天然でドジをふむ英語教師である姉の存在に、「自分がしっかりしないと」と思う一面もある。 幼少期はいくらか素直だったようで、高校生の泉と手をつないで喜んでいたり、見知らぬ外国人に話しかけられて戸惑い泉が助けてくれた際には信頼を見せることもあった。 小木(おぎ) 声 - 竹内良太 人気投票:19位 2年A組所属。名前は不明。青髪と猫のような目が特徴で、常にポケットに櫛を入れ持ち歩いている。口調は基本的に誰に対しても丁寧語。 3か月間幽霊部員をした後しばらく退部していたが、桜井が入部し、囲碁サッカー部が新展開を迎えてからいつの間にか復帰。部長と違い、本格的な囲碁サッカーの技術を会得しており、誠と高崎の野良試合では、囲碁サッカーに精通した者以外には皆目意味不明な状況解説とジャッジメント(小木禁止点流(超)奥義)を繰り広げて、大工と関口を唖然とさせた。以後も解説役にまわることが多いが、そのどれもが常人には理解不能な内容である。 小木によると、「囲碁サッカー」は現在では立派なスポーツだが、本来は戦の時に生まれた必殺の術であり、人を殺すことさえも可能らしい。言動からは父親が囲碁サッカー関係者である事、様々な種類の小木禁止点流奥義が存在することが分かる。 後輩の誠とは、一緒にラーメンを食べに行ったり、自身が鳥小屋(中之条が作ったもの)にはまってしまい抜け出せなくなった時に協力して抜け出そうとするなど、仲が良い様子。 なお、ヘルベチカスタンダードの文章によると、あらゐ氏には関口・小木という名字のアシスタントがいた模様。
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