団体崩壊後とは? わかりやすく解説

団体崩壊後

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 04:14 UTC 版)

日本プロレス」の記事における「団体崩壊後」の解説

最後まで国内残った大木ら9選手は、身柄預けた形の『赤坂の日プロ』をクッションにして、1973年4月27日赤坂プリンスホテル全日本合同記者会見行い移籍したが、実際に日本テレビ1976年3月31日までの3年契約結んだもので、同年6月30日開幕の『'73サマー・アクション・シリーズ』から全日本プロレス派遣するとなった国内残留していた9選手日本テレビとの契約内容には、日本テレビ許可なく新日本国際への試合出場移籍禁止する条項含まれていた(契約途中で解除して新日本国際移籍することも不可日本テレビ無断新日本国際出場もしくは移籍した場合契約違反となった)。残党9名の内、高千穂明久グレート小鹿羽田光男(ロッキー羽田)、ミツ・ヒライ桜田一男伊藤正男の6人は日本テレビとの3年契約後、全日本に正式所属となった一方で大木上田馬之助松岡巌鉄の3人は全日本体制に不満を示し日本テレビとの契約期間中に全日本退団した大木その後『'74新春NWAシリーズ以降無断欠場した上で契約違反犯して新日本参戦し猪木坂口などと対戦した全日本復帰したが、1980年国際中継番組であった国際プロレスアワー』を放送していた東京12チャンネル主導国際入団したものの(東京12チャンネルとの半年契約での入団)、入団に際して国際代表であった吉原東京12チャンネルとの軋轢生じさせ、崩壊後保持して母国韓国防衛戦行っていたインターナショナル・ヘビー級王座防衛戦を、NWA加盟団体であった国際行ったため、全日本から抗議受けたほか、NWAからベルト返上勧告受けてしまい、その後東京12チャンネルからも契約打ち切られた。上田松岡2人は『'73創立一周年記念ジャイアント・シリーズ』第3蔵前国技館大会1973年10月9日)を以って海外武者修行から帰国した鶴田友美ジャンボ鶴田)と入れ替わるように退団し契約適用外海外へ活路求めたが、上田日本テレビとの契約満了後にフリーとなり後に国際新日本などへ参戦して猪木ラッシャー木村などと対戦した一方で松岡上田海外サーキット中に軋轢生じてしまい、二度と日本リング上がることのないまま1974年末に廃業した。 ただし、崩壊前に海外武者修行出発しなおかつ修行先で崩壊迎えた星野勘太郎永源遙安達勝治林牛之助戸口正徳の5名は日本テレビとの専属契約対象外であったため、帰国後は星野と永源は新日本に、全日本それぞれ正式入団した他、安達戸口引き続き海外マット主戦場とした。 また、興行休止で一旦途絶えたとなった管理タイトルUNヘビー級王座アジアヘビー級王座アジアタッグ王座も、暫く空白期間経て、「復活」という形で全日本プロレス継承された。海外流出していたインターナショナル・タッグ王座は、2年後1975年ジャイアント馬場ジャンボ鶴田組が奪還し日本定着また、大木保持していたインターナショナル・ヘビー級王座は、1981年大木返上により全日本タイトルとして「復活」した。力道山死後封印され日本ヘビー級王座ベルト1992年力道山にとって二所ノ関部屋後輩でもある天龍源一郎により旗揚げされたWARにおける日本J1王座ベルトとして流用されている。 興行失った後も日本プロレス会社組織として数年存続し社長だった芳の里NWA会員名簿にそれまで残されていた。 なお、日本プロレス出身で現在現役選手として活動しているのは、セミリタイア状態を含めグレート小鹿藤波辰爾百田光雄の3名である。

※この「団体崩壊後」の解説は、「日本プロレス」の解説の一部です。
「団体崩壊後」を含む「日本プロレス」の記事については、「日本プロレス」の概要を参照ください。

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