原発・再生エネルギーとは? わかりやすく解説

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原発・再生エネルギー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 23:06 UTC 版)

蔡英文」の記事における「原発・再生エネルギー」の解説

2012年総統選に立候補後、2025年までに原子力発電全廃目指す目標表明民進党結党以来党是一つである「脱原発」を鮮明に打ち出した2016年3月12日台北市内で台湾電力政策見直し求め反原発デモが行われ、蔡は台湾第1、第2、第3原発の運転延長はせず、建設凍結されている第4原発計画中止とする民進党方針強調環境配慮再生可能エネルギー推進取り組むとし、放射性廃棄物の処理については、「今こそ超党派向き合う時だ」と団結訴えた同年5月気温上昇による電力供給問題解決の為として、台湾電力17か月停止している台湾第一原子力発電所1号機再稼働6月考慮していることに対し経済部長・李世光は「2025年原発全廃」は「今日原発全廃」ではないと表明した綠色消費者基金会董事長・方儉は蔡総統約束をたがえたと考えており、法に依って台湾第一原子力発電所監視せずに経済部や行政院原子委員会1号機再稼働認めるのは大規模な無差別殺人行為のようなものだと表明した同年10月には当初通り2025年に「原発ゼロ」にすることを目指し行政院再生エネルギー事業への民間参画促す電気事業法改正案閣議決定したと朝日新聞報じられた。 2016年3月には、福島第一原子力発電所事故後日本産食品輸入禁止対し禁止対象福島県茨城県栃木県群馬県千葉県の5県幹部規制解除要請し同年11月7日には衛生福利部が福島県産以外は一部除き輸入再開する方案立法院提出したが、不十分な資料民進党議論応じない態度により、台湾民間団体から批判の声上がった同年11月10日行政院同月12日から14日にかけて3日間、全台湾10か所の公聴会告知し公聴会開催されたが、野党国民党市民民間団体等の反発を受け、各地大荒れとなった2017年1月11日2025年までに原子力発電所全廃目指すアジア初の脱原発法を成立させた。 同年8月15日台湾600万世帯で起きた大規模停電で、蔡が謝罪して閣僚辞任する事態となり、脱原発政策批判集まった野党反対住民投票による輸入規制撤廃否決などから2020年現在台湾輸入禁止続けている。

※この「原発・再生エネルギー」の解説は、「蔡英文」の解説の一部です。
「原発・再生エネルギー」を含む「蔡英文」の記事については、「蔡英文」の概要を参照ください。

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