助川家の人々
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/25 17:38 UTC 版)
「ひよっこ (テレビドラマ)」の記事における「助川家の人々」の解説
谷田部家から自転車で20分の場所に住む酪農家。 助川 時子(すけがわ ときこ) 演 - 佐久間由衣 みね子の幼馴染で同級生。長身でおしゃれな風貌で、しっかり者の性格だが筆不精。三男からの恋心に気づいているが、そのことに言及することなく幼馴染として接している。 高校卒業後は東京の向島電機に就職。一方女優を目指し、就職間も無く初めてテレビ番組のオーディションを受けるも、緊張でセリフが茨城訛りになり不合格。仕事の傍劇団に通い、演技を学ぶようになる。 向島電機が倒産後は銀座の喫茶店に住み込みで就職するも、時間に厳しいことや寮で大声を出せないことを原因に、程なく退職。その後は劇団の稽古場で寝泊まりする生活を送り、昭和41年すずふり亭での乙女寮同窓会終了後、あかね荘のみね子の部屋に居候する。昭和42年、先述のオーディションが縁で、テレビドラマの端役での出演が決定する。更にその後、時代劇の町娘役のロケに臨む。 その年の夏、女優の夢が成功するまで片思いを続けようとする三男の考えを知り、「ツイッギーそっくりコンテスト」への応募を決意。既に応募締め切りは過ぎていたものの、母・君子が内緒で応募していたために書類審査は合格。コンテスト優勝により彼を振り、芸名「和泉 真琴」(いずみ まこと)で芸能界デビューが決まり、所属事務所が用意した住居に移るためにあかね荘から転居する。 昭和43年には、女優に復帰した世津子とドラマで共演する。 昭和45年の乙女寮同窓会では、来る役が同じことを気にしていた。また、秋にはドラマの共演俳優から訛りが抜けていないことを馬鹿にされ、腹を立て彼を押し、現場を放って茨城に帰る。それがスキャンダルとなり、週刊誌に取り上げられる。 なお、このスキャンダルは時子が東京に帰って謝罪したことで収束した。 助川 君子(すけがわ きみこ) 演 - 羽田美智子 時子の母。美代子とは幼馴染で親友。昔は(美代子と)村一番の美人を争っていたことが自慢。 農作業の手伝いや美代子とのおしゃべり目的に、頻繁に谷田部家を訪れている。 時子の東京行きに当初は反対するが、最終的に女優の夢も含めて認め応援する。 時子が上京後は筆不精でハガキで一言しか書いて送ってこない時子を心配しつつ、みね子の手紙で彼女の近況を確認する。 助川 正二(すけがわ しょうじ) 演 - 遠山俊也 時子の父。影が薄く、君子の尻に敷かれ気味。君子いわく「祭りの盛り上がりの勢いで結婚した」とのこと。 谷田部家とは交流があり、男手が欲しい時期には手伝っている仲。 聖火リレーの様子がテレビニュースで放映されたときには、見切れた形でしか映らず、気にする。 時子が本名ではなく芸名で活動することを謝罪した際、「気にするな」と諭す。 助川 豊作(すけがわ とよさく) 演 - 渋谷謙人 時子の兄。 奥茨城村青年団副団長を務める。文学青年で、高校の頃は作家志望だった。 時子からは陰で「村一番のケチ」と呼ばれる。 昭和41年、太郎とともに上京し、安部米店とすずふり亭を訪れる。 昭和43年には、正二から結婚の心配をされつつ、体調を崩した牛の世話を任されるなど、一人前として認められるようになる。
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