割引運賃・企画乗車券など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/19 08:55 UTC 版)
「IGRいわて銀河鉄道」の記事における「割引運賃・企画乗車券など」の解説
「いわて銀河鉄道線#通勤定期券と企画乗車券」も参照 以下の企画乗車券を発売している。いわて銀河鉄道線は「青春18きっぷ」などのJRの企画乗車券は利用できない。 IGRホリデーフリーきっぷ土日祝日及び、「さんさ踊り」と年末年始期間の平日に、いわて銀河鉄道線が全線乗り放題の一日乗車券。2016年10月1日から2017年1月29日まで発売され、2017年4月1日から通年発売となった。本きっぷの提示でIGR関連の食事施設での特典がある。 このほか、全線乗り放題の一日乗車券として、コロプラが提供する携帯電話・スマホの位置情報ゲーム「コロニーな生活」と連動した自社線内用の一日乗車券「コロプラ1日フリーきっぷ」を発売している。また、JRで発売している一部の特別企画乗車券(トクトクきっぷ)には、いわて銀河鉄道線内の全線または一部区間が乗り降り自由のものが発売されている。 知的障害者・身体障害者への運賃の割引はキロ数に関係なく適用される(5割引)が、学割などの割引制度はない。 CANPASS・CANPASSプラス大学生用の割引定期券で、CANPASSは盛岡・滝沢・目時の各駅 - IGR各駅相互間、CANPASSプラスはいわて銀河鉄道線各駅から滝沢駅経由、岩手県交通のバスで岩手県立大学または盛岡大学の間に設定されている。4月から翌年3月まで利用できるが、購入には通常の定期券購入とは異なり、事前登録が必要。 あんしん医療きっぷ病院通院者の優先車両「IGR地域医療ライン」開始(2008年11月)に合わせて発売されている往復割引乗車券で、金田一温泉 - 岩手川口間の各駅で発売する。購入や利用に関しては盛岡市内の医療機関に通院していることを証明する書類が必要。2012年3月31日までは奥中山高原以北のみで発売されていた。 中学生往復半額きっぷ学校の長期学休期間(夏休み・冬休み・春休み)に中学生のみ適用されるきっぷ。利用する場合は、有人駅の窓口で「生徒手帳」などの中学校に在学している証明書の提示が必要。また、花輪線・東北本線などのJR線から利用する場合は好摩駅・盛岡駅で一旦下車してIGR窓口で本きっぷを購入することになる。JR線との連絡きっぷは発売していない。なお、青い森鉄道が発売している同種のきっぷ「夏休み中学生割り」「中学生ホリデーフリーきっぷ」などと同様に、いわて銀河鉄道線と青い森鉄道線に跨るものは発売していない。ただし後述の「IGR・青い森鉄道フリーきっぷ」は、中学生でも有人駅窓口で「生徒手帳」を提示した場合のみ、小児(小学生)の発売額と同額で購入できた。また、青い森鉄道では2015年夏休み期間から高校生まで対象を拡大した「中学生・高校生専用 学トクホリデーフリーきっぷ」が、三陸鉄道では2017年7月29日から2019年3月21日まで「中高生用南リアス線フリー乗車券」が、それぞれ発売されているが、IGRでは、現時点では高校生までを対象としたきっぷの発売予定はない。 フェザン買物きっぷ発駅から盛岡駅(盛岡発のきっぷもあり)までの往復乗車券に、盛岡駅ビル「フェザン」および「ホテルメトロポリタン」の盛岡本館およびNEW WINGレストラン各店で利用できる2000円の買物券が付いたきっぷ。青い森鉄道で先に発売している「ラビナお買い物きっぷ」の岩手版ともいえるきっぷである。なお、発売・利用期間は、土休日と、「さんさ踊り」期間の平日と年末年始期間の平日。年末年始も利用できる点と、平日については先述の「さんさ踊り」期間と年末年始のみに限られる点が、「ラビナお買い物きっぷ」とは異なる。無人駅から利用する場合や、有人駅からの利用でも窓口営業時間外から利用する場合は、盛岡駅で発売する。また、本きっぷには、青い森鉄道の「ラビナお買い物きっぷ」とは異なり、予め「お買物券」が付いているのではなく、「引換券」が付いており、フェザン本館2階インフォメーション(総合案内所)でお買物券に引き換える必要がある。 玉山地域 列車でおでかけきっぷ(旧:玉山区 列車でおでかけきっぷ)盛岡市玉山地域(旧:玉山区)在住で、「玉山地域列車でおでかけきっぷ」購入証の発行を受けた満70歳以上の人を対象に、渋民駅または好摩駅から盛岡駅までを割引で利用できる乗車券。なお、本きっぷは、盛岡市が実施する「まちなか・おでかけパス事業」の一環として発売している。「玉山地域列車でおでかけきっぷ」購入証発行申込書は、渋民駅と好摩駅の窓口および盛岡市役所玉山総合事務所等に置かれ、購入証発行時は運転免許証や健康保険証など年齢を証明する公的書類の提示が必要となり、購入証発行には必ず本人が窓口に出向かなければならない。なお、2016年4月1日から、きっぷの名称が変更されたが、利用条件や効力の変更はない。 奥中山高原子どもの森きっぷ・奥中山高原温泉スキーきっぷ発駅から奥中山高原駅までの往復乗車券と奥中山高原地区の岩手県北バスが乗り降り自由となるきっぷ。なお、奥中山高原温泉スキーきっぷは冬期の発売で、奥中山高原スキー場リフト券と温泉がセットになる。 アピオきっぷいわて銀河鉄道線各駅から滝沢駅までと滝沢駅前からアピオ前(岩手産業文化センター)までの岩手県交通の往復乗車券がセットになったきっぷ。利用日の1か月前から利用当日まで発売。利用可能日は、年末年始を除く土日・祝日。いわて銀河鉄道線各駅窓口と小繋駅から利用する場合は同駅前にある「里やま市場」で、斗米駅から利用する場合は二戸駅でそれぞれ発売。
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