初の海上警備行動とは? わかりやすく解説

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初の海上警備行動

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 14:41 UTC 版)

能登半島沖不審船事件」の記事における「初の海上警備行動」の解説

吉川榮治第3護衛隊群司令(後に海上幕僚長)に現場指揮命令され第2航空群爆弾投下命令出された。「みょうこう」をはじめとする護衛艦は、海上自衛隊発足以来初のROE交戦規定)となる野呂防衛庁長官名の命令書「部隊の取るべき措置標準」を受け取り、はるな及びみょうこうは2隻に対して無線及び発光信号にて停船命令実施その後1時19分から4時38分にかけて搭載速射砲2535発(みょうこう第二大和丸対し1313発、はるなが第一大西丸に対し1222発、砲側射撃)の警告射撃実施した3時20分から5時41分にかけ、上空から八戸P-3C 3機が、巨大な水しぶきにより水の壁を作り水の力で不審船停船させるため、150キロ対潜爆弾12発(のべ3回各機4発ずつ)を投下する警告爆撃行った上空には海上自衛隊岩国航空基地所属EP-3電子戦機在日米海軍P-3CEP-3飛来していたが、航空自衛隊には警備行動への参加発令されず、P-3C監視中だったE-2C早期警戒機は、護衛戦闘機無し不審船上空飛びまわった。そのため、爆弾搭載したP-3C現場到着すると、不審船からの地対空ミサイルによる攻撃を防ぐため、現場判断で、爆弾投下を行うP-3C不審船の間に、監視目的飛行していた無防備E-2C僚機割り込み命懸けで盾となる飛行を行うなどの混乱起きた防空識別圏境界近づくと、ロシア政府から不審船追跡におけるロシア海域通過許可下りた同時にロシア側による不審船追跡開始されロシア側から停船命令が発せられた。後にロシア側の責任者は「この不審船が、もしもロシア領海侵入していれば、即座に撃沈するつもりだった」と語っている。

※この「初の海上警備行動」の解説は、「能登半島沖不審船事件」の解説の一部です。
「初の海上警備行動」を含む「能登半島沖不審船事件」の記事については、「能登半島沖不審船事件」の概要を参照ください。

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