出羽仙台街道中山越とは?

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出羽仙台街道中山越

名称: 出羽仙台街道中山越
ふりがな でわせんだいかいどうなかやまごえ
種別 史跡
種別2:
都道府県 2県以上
市区町村 大崎市鳴子温泉最上郡最上町
管理団体
指定年月日 1990.02.22(平成2.02.22)
指定基準 史6
特別指定年月日
追加指定年月日
解説文: 出羽仙台街道中山越は奥州街道から分かれ出羽通ずる峠越の一つで、江合川北岸沿いに、現在の国道47号線国鉄陸羽東線並行して走る。奥州街道吉岡宿宮城県黒川郡大和町)より分岐し、中新田加美郡中新田町)、岩出山玉造郡岩出山町)、鳴子(同郡鳴子町)、境田山形県最上郡最上町)を経て羽州舟形(同郡舟形町)に通ずる道である。古代においても、本街道が走る江合川沿いの狭隘低地は、蝦夷征討のために多賀城より出羽柵赴く道路であった。
 本街道参勤交替路ではなかったが、元禄12年(1699)の「仙台藩御領絵図」に明示されており、文化文政以後沿道鳴子湯治場として利用されることが多くなり、鳴子周辺銅山開発が行われたこともあって賑わいをみせた。街道宿駅一つである尿前鳴子町)には、伊達藩番所が置かれ、現在その屋敷跡確認されている。
 元禄2年(1689)3月門入河合曽良同道して奥州行脚出立した松尾芭蕉は、平泉岩手県平泉町)から引き返し出羽尾花沢山形県尾花沢市)に出ようとしてこの街道を通った。5月14日岩手山に1泊、翌日鳴子尿前関を通過した。当時はまだ人のあまり通らない道であったようで、関守怪しまれてようやくにして通ることができたと芭蕉は「奥の細道」に書いている。
 本街道のうち今回指定するのは、主として宮城県鳴子町分で、これに一部山形県最上町分が加わる。国道等重複している部分を除き、全延長4・2キロメートル指定対象地とした。昭和52年以来現地調査や関係史料収集に努め、道筋確定し、現在廃道になっているところを復旧するなどの保存整備事業実施し、昭和56年度に完了した。道幅調査結果に基づき1間半(2・7メートル)を標準とし、急勾配ところには石や松丸太で階段設け路面には川砂などを敷いた。また道標標識説明板を適宜設け利用者便に供することにした。
 本街道奥の細道一部として著名なものであり、旧道残りもよく、その歴史的価値が高いことから史跡指定保存を図ろうとするものである
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