円卓会
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/13 14:24 UTC 版)
“サザビィ” 朽ち果てた衣服で身を包み「円卓会」のオークショニアを勤める虫憑き。特殊型虫憑きで黄金を媒体とする。 没落した「円卓会」の元メンバーで、十数年前に起こった経済界の「パラダイムシフト」を乗り切れなかった一人。その後は“見張り番”としてαを監視していた。 本来オークションには「円卓会」のメンバーのみを招待していたにもかかわらず、高額で落札してくれる人物なら「円卓会」メンバーではなくても誰でも入札権を売るなど異常なまでに金に執着している。“クリスティ”に再び綺麗なドレスを着せると誓っている。 “クリスティ” ドレスに身を包んだ美女。美しいソプラノの声を持つ。特殊型虫憑きで、憑いている“虫”はドクガの幼虫。闇を媒体とする。 “サザビィ”が取り仕切っているオークションで、もしビッダーが落札金額を支払えない場合は彼女が死をもって制裁を加える。 彼女も“サザビィ”と同様「パラダイムシフト」に巻き込まれ乗り切れなかった一人で、その後は“サザビィ”と共にαの“見張り番”として生きていた。彼女自身は“サザビィ”と共に居られるならそれでいいと思っていたが、“サザビィ”の思うままに在り続けたいと願っていたため、“サザビィ”の望むようにオークションに協力する。 一之黒 涙守(いちのくろ るいす) / ルイ 政府に対する人脈を持ち、特別環境保全事務局にすらも圧力を働かせることが出来る名家「一之黒家」の当主。 妻を亡くしており、幼い愛娘を溺愛している。その溺愛ぶりは「興味がない」と言った大助に対して強引に写真を見せようとするほど。 円卓会が“不死”の研究に出資していた時代からのメンバーだが、本人は“不死”の研究からに対しては一歩退いたところにいると語る。 円卓会のメンバーたる企業家ながら、身に付けた武道により一般人としては非常に高い戦闘能力を持ち合わせ、指揮能力も高い。 カッシーを気に入り、彼を諜報員という宿命から救うために養子に誘い、結果的にカッシーが夢に目覚めるきっかけを作ることとなった。 その正体は円卓会会長。また「ムシウタbug」のヒロイン、一之黒亜梨子の父でもある。“不死”の研究とは距離を保っていたが、心の内では最愛の妻を失った悲しみから、娘を“不死”にしたいと願っていた。最終的に“虫”という自らの招いた“呪い”が世界を覆うことを防ぐために立ち上がるも、この世界への“虫”の誕生を見届けることとなる。 本編に先立ってほんの僅かではあるが「bug」にも登場しており、大助に意味ありげな台詞を残していた。
※この「円卓会」の解説は、「ムシウタ」の解説の一部です。
「円卓会」を含む「ムシウタ」の記事については、「ムシウタ」の概要を参照ください。
円卓会(えんたくかい)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/13 14:24 UTC 版)
企業連合の中でも入会条件の難しい、会員制の倶楽部。歴史は古く20年近く続いている。栄枯盛衰の経済界で、一定以上の評価と品格を認められた経営者や、由緒正しい家柄の当主だけで構成されている。立花家、一之黒家、高鍬家、赤瀬川家等がメンバー。
※この「円卓会(えんたくかい)」の解説は、「ムシウタ」の解説の一部です。
「円卓会(えんたくかい)」を含む「ムシウタ」の記事については、「ムシウタ」の概要を参照ください。
- 円卓会のページへのリンク