アルザーノ帝国王室関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 00:30 UTC 版)
「ロクでなし魔術講師と禁忌教典」の記事における「アルザーノ帝国王室関係者」の解説
「アルザーノ帝国」も参照 アリシア=イェル=ケル=アルザーノ七世 声 - 大西沙織 現アルザーノ帝国女王。ルミア(エルミアナ)の母。かつては「アルザーノの白百合」と呼ばれた美女で、今でもその美貌は衰えを知らない。アルザーノ帝国魔術学院の卒業生で、社交舞踏会では亡き夫と共に「妖精の羽衣」を勝ち取ったことがある。 ゼーロス=ドラグハート 声 - 長谷川敦央 王室親衛隊総隊長を務める初老の男。40年前の奉神戦争を生き抜いた猛者で、二刀細剣の達人。かつては『双紫電』の異名で呼ばれていた。言葉少なで分かりにくいが女王や国家へ対する忠誠心は本物であり、必要であれば自分を犠牲にすることも厭わない武人。 グラッツ=ル=エドワルド 女王府官房長官を務める片眼鏡の老紳士。爵位は侯爵。「円卓会」のメンバーでもある。かつては《ワルドの金獅子》と呼ばれていた。話が長くつまらないのが玉に瑕。 アゼル=ル=イグナイト 女王府国軍大臣兼、国軍省統合参謀本部長。巌の表情に顔の向こう傷の赤毛の男。帝国王家の分家筋にあたる三大公爵家の一角。前《紅焰公》。武断派の筆頭で、レザリア王国に対抗するために軍拡を主張する。 エイブラム=ルチアーノ 帝国老舗マフィア『西マハード会社』を牛耳るルチアーノ家現当主。爵位は騎士爵。派手な伊達姿の傾き老人。 ルチアーノ家は、帝国の裏社会を取り仕切る建国以来の大物マフィアでありながら女王に忠誠を誓い、代々伝統的に騎士の称号を与えられ、円卓会にも席を持つ大家として有名。 アンドリュー=ル=バートレイ 円卓会のメンバーで三大公爵家の一角。文治派の筆頭で「蒼天十字団」を運営し、裏では天の智慧研究会の「急進派」に協力していた。「フェジテ最悪の三日間」の折にアゼルに捕縛され、その際に死亡する。 アリシア三世 およそ400年前に在位していた第13代女王。病床に伏せる先代女王に代わり10代半ばの頃から政務を引き受ける傍ら、王宮を抜け出して幼なじみのロランと魔導考古学の探究に励んでいた。 ロラン=エルトリア 400年ほど前の人物で、「魔導考古学の父」と呼ばれる近世では有名な魔導考古学者であり、童話作家。代表作はメルガリアンのバイブルである「メルガリウスの天空城」、童話にして古代神話大成である「メルガリウスの魔法使い」。 原作に記されている言葉「教典は万物の叡智を司り、創造し、掌握する。故に、それは人類を破滅へと向かわせることとなるだろう。」は火刑台に上った彼が最後に残したとされる言葉。 ルーシャス アリシア三世の夫。ロランとも古い付き合いであった。夢を追うアリシアが好きだったと、ロランが魔王の研究から手を引いた後も彼女の研究を黙って見守っていたが、最期は発狂した妻に射殺される。
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