レザリア王国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 00:30 UTC 版)
「ロクでなし魔術講師と禁忌教典」の記事における「レザリア王国」の解説
フューネラル=ハウザー 聖エリサレス教会教皇庁の最高指導者である教皇。老境にありながらしっかりした体格の、好々爺然とした老人。 ファイス=カーディス 司祭枢機卿。齢40を超えるとは思えない、流れるような金髪に古典彫刻のように整った顔立ちの美丈夫。 アーチボルト=アンビス 有力枢機卿の1人。40歳過ぎとは思えない若々しさと美貌を持つが、目は鋭く、常に表情が険しいので、他者を拒絶するような攻撃的な相貌であり、少し悪い顔色が病的な雰囲気を醸し出す。 帝国の武力併合を望む強硬派の最右翼にて、もっとも力を持っている傑物であり、強硬派きっての切れ者。宗教浄化政策を強力に推進して成功を収め続け、支持する者は教皇庁内にも多い。一方で黒い噂も多く、野心家で、4年前の前教皇の急な崩御にも関わっていたとする説もあり、圧勝を確信していた教皇選挙でなぜかフューネラルに僅差で敗北してからも、未だ虎視眈々と教皇の座を狙っている。 ロクス=イェル=ケル=レザリア5世 レザリア王国の国王。衣装だけは立派な痩せぎすの老人。王とは名ばかりのお飾りで、政務や統治を教皇庁に全て丸投げした無能。敬虔な聖エリサレス教信徒であり、教皇庁を神聖視・絶対視して積極的に服従している。 ルナ=フレアー 聖エリサレス教会聖堂騎士団・第十三聖伐実行隊の隊員。神々しい金髪に透明で冷たい美貌を持つ女性。 聖堂騎士団でも落ちこぼれの三流騎士で、4年前に仲間とともに戦死している。しかし、【天使転生】に成功する可能性が高かったことで秘儀の施術を受け、当代の《戦天使》イシェルへと転生。これにより、どこか魔将星を彷彿とさせる人の規格を超越した武威や、石壁に大穴を開ける威力の弾丸を弾き返すほどの超高密度の法力、そして人間には使えない天使言語(エンジェリッシュ)を使えるようになり、恐ろしく高射程で強力無比な天使言語魔法(エンジェリック・オラクル)を使い、狙った相手にピンポイントで歌を届けることも、広域を無差別に制圧することも可能。 チェイス=フォスター 第十三聖伐実行隊の隊員。燃え尽きた灰のような髪色、血色のない青白い肌、真紅の瞳が特徴的な黒づくめの青年。ルナの幼馴染。 マルコフ=ドラグノフ フォルネリア統一神学校の学生。やせぎすで顔色が悪い少年。旧教の偏執的狂信者であり、他宗教に対して閉鎖的で排他的な思想を持っているため、異教徒を見る昏い瞳には侮蔑と嫌悪が籠る。
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