全日本新空手道連盟とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > ビジネス > 全国NPO法人 > 全日本新空手道連盟の意味・解説 

全日本新空手道連盟

行政入力情報

団体名 全日本新空手道連盟
所轄 東京都
主たる事務所所在地 品川区東五反田三丁目6番18号
従たる事務所所在地
代表者氏名 久保坂 嘉文
法人設立認証年月日 2003/11/14 
定款記載され目的
この法人は、青少年に対して空手道教育とその振興正し競技知識技術普及及び空手大会開催事業行い、もって、精神的身体的に健全な青少年育成スポーツ振興寄与することを目的とする。 
活動分野
保健・医療福祉     社会教育     まちづくり    
観光     農山漁村中山間地域     学術・文化芸術スポーツ    
環境保全     災害救援     地域安全    
人権・平和     国際協力     男女共同参画社会    
子どもの健全育成     情報化社会     科学技術振興    
経済活動活性化     職業能力雇用機会     消費者保護    
連絡助言援助     条例指定    
認定
認定・仮認定
認定   認定   旧制度国税庁)による認定   認定更新中  
PST基準
相対値基準     絶対値基準     条例指定()    
認定開始日:       認定満了日:       認定取消日:   
認定年月日:    認定満了日:    認定取消日:   
閲覧書類
監督情報
解散情報
解散年月日  
解散理由  

全日本新空手道連盟

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/03 14:35 UTC 版)

新空手(グローブ空手)の試合

NPO法人全日本新空手道連盟 (ぜんにほんしんからてどうれんめい)は、ボクシンググローブを着用し、突き蹴りの攻防を主体とした直接打撃空手団体。通称は新空手グローブ空手とも呼ばれる。

概要

ボクシンググローブを着用した上で参加者のレベルに応じてK-2、K-3、K-4の3クラスに分けられ試合を行う直接打撃制の空手。トーナメント戦の他、ワンマッチ試合と呼ばれる延長戦なしで1回だけ試合するシステムを用意している。スポーツ専門のケーブルTV「GAORA」内「格闘KING」で定期放送を行っている。大会は2か月に一度程度の割合で「交流大会」と呼ばれる通常大会が東京・綾瀬の東京武道館で開催され、5月には年に一度の全日本選手権大会(通称Grand Prix)が行われる。また近年では、関西地区でも普及が進み、大阪・京都を中心に定期的に西日本大会が行われている。

スローガン

スローガンは「一歩前に出る勇気」と「いじめ、しない、されない、許さない」。「精神的な成長を最も必要としているのは、強者ではなく弱者の立場にある人達だ」と言うことが新空手道の根本とされている。

なお、新空手の理念や、設立に至る経緯、今日のルールなどについては、2010年5月3日に行われた「第21回全日本選手権大会」のパンフレットに掲載された「神村榮一新空手代表に聞く、最強の空手の夢は、夢で終わらせない」に詳しい。こちらの文章は新空手公式サイトに掲載されている。

ルール

特色

新空手の特色に「腰上8本ルール」と呼ばれる独自のルールを定めている。これは試合時間内に相手の腰(帯)より上の部分に必ず8本以上の蹴りを出すことを要求するもので、規定に満たない場合は判定時に減点される。これは顔面攻撃が認められたルールのため、どうしてもパンチ主体になることを考慮し、「蹴り技」という空手の技術の維持と向上を企図したものである。

各クラスには全日本選手権用に特別ルールが定められている。K-2GPでは試合時間は本戦3分となり、延長戦は2分で2回まで、2回目は必ずどちらかに勝敗をつけるマストシステムで行われる。レガースの着用は選手の任意となり、外しても可。K-3GPでは胴の防具がなしとなり、K-4では女子に限り胴の着用が選手の自由選択で認められる。

階級別ルール

K-2

K-2ルールは基本的には連盟公認のグローブ、マウスピース、ファウルカップ、レガース(脛パット)を着用、顔面への直接打撃を認め2分の試合時間内で争う。延長戦は2分1回まで行われ、トーナメント準決勝までは体重判定で、決勝戦は2回まで行われる。K-2参加資格はプロの試合経験が1戦でもある選手は出場できない。ただし、戦績が5戦以下で2年以上試合をしていない選手は出場できる。

K-3

K-3ルールは初心者用に用意されたクラスで、K-2の装備に加えヘッドギアと胴プロテクターを着用、試合時間も1分30秒とされている。腰上への蹴りも6本以上とやや緩くなっており、多くの新空手初心者がまずこのクラスに挑戦したのちK-2へ挑戦している。比較的気軽に挑戦できることから参加者は多岐に及び、新空手道連盟以外の同好会やサークル、個人と幅広い層から参加者を集め行われている。また女子部や中学生部、高校生部なども用意されている。

K-4

K-4ルールは主に小学生を対象としたもので、K-3の装備を着用のうえ手技での顔面攻撃を禁じて行われる。顔面攻撃を禁じた理由は、まだ身体ができあがっていない参加者も多く、試合は学年別、体重別で分けて行われるが、それでも個々の選手の体格や技術レベルの差が開いていることを考慮したうえで定められている。腰上への蹴りはK-2と同じく8本となっており試合時間はK-3と同じ1分30秒で行われる。近年、急激に参加者を集めており注目のクラスとなっている。

試合スタイル

試合スタイルは参加団体や選手の母体により様々であるが、主としてキックボクシングが多い。ただし近年ではフルコンタクト空手や伝統派空手テコンドーなどの他武道からも多く参加している。

スタイルが近いことからキックボクシング、K-1などとの関係がよく言われ、実際、新空手で実績を残した選手がキック、K-1などで活躍しているケースが多く、全日本選手権の重量級優勝者がK-1へ挑戦したりしている。また近年では「K-1甲子園」の予選への協力なども行っており、その意味で「プロへの登竜門」として位置づけられている。こうしたプロとの関係は、新空手道連盟設立時の加盟道場のほとんどがキックボクシングジムであったことにも由来しており、これは設立当初のスローガンが「プロを越えるアマチュアを!」であったことからも積極的にプロへ選手を出していこうという姿勢であったことがうかがえ、多分にプロの下部団体的な意味合いがあった。しかし、近年になってからは、よりアマチュアの競技人口の普及に力をいれ、K-3、K-4といった初心者クラスを開設し、必ずしもプロ指向ではなく「自分へのチャレンジの場を提供する」という方向へシフトしている。2007年度の全日本選手権大会では、それまで認めていたプロ選手の参加を禁止としたことも、よりアマチュアの大会を目指す姿勢を示したものと言えるだろう。とはいえ、前述の「K-1甲子園」を含め新空手を経てプロデビューする道も積極的に支援しており、同時にK-4小学生の部などを積極的に進めていることからも、プロ指向、アマ指向が共に参加できるシステムを目指していると言える。

主な選手

関連項目

外部リンク



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「全日本新空手道連盟」の関連用語

全日本新空手道連盟のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



全日本新空手道連盟のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
内閣府NPOホームページ内閣府NPOホームページ
Copyright (c)2025 the Cabinet Office All Rights Reserved
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの全日本新空手道連盟 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS