マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟とは? わかりやすく解説

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マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/29 18:18 UTC 版)

マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟
Martial Arts Japan Kickboxing Federation
略称 MAキック
設立 1985年
種類 キックボクシング団体
法人番号 3020005011104
法的地位 一般社団法人
目的 キックボクシングの試合主催
本部 神奈川県横浜市西区中央2丁目41-13シーエス横浜ビル
会長 村上竜司
ウェブサイト マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟
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一般社団法人マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟(マーシャルアーツにほんキックボクシングれんめい)は、日本キックボクシング団体。代表は菅原忠幸。1985年に実業家の石川勝将によって設立。通称、MAキック

歴史

1985年に「日本キックボクシング連盟」の理事であり、実業家の石川勝将が同団体から離脱する形で設立。同年5月17日に後楽園ホールで初めて興行を行い、メインイベントで日本フェザー級王者決定戦を行い、鹿島龍と青山隆が対戦した。

運営や興行の主催は石川の妻が社長を務める「日豊企画」が行い、1986年にニシカワジム会長の西川純を連盟幹部役員に任命。同年5月より、テレビ東京で試合の放送が開始し、10月24日には小沢一郎コミッショナーに任命した。1987年3月15日に内閣総理大臣杯を賭けた鈴木秀男と竹山晴友の試合を行った。1987年5月に西川らの働きかけによって全王者と加盟ジムの多くが離脱し、「全日本キックボクシング連盟」が設立される。

1997年に女子ボクシングを主催し、IWBF世界ストロー級王座決定戦でシュガーみゆきが勝利。日本人初の女子プロボクシング世界王者となった。女子ボクシング部門は1999年に「日本女子ボクシング協会」として独立。1998年8月に日本アマチュアキックボクシング連盟を発足。

2009年に「ジャパン・プロフェッショナル・ムエタイ・コミッティ」による統括で開催された「WBCムエタイルール日本統一王座決定トーナメント」に参加し、「ニュージャパンキックボクシング連盟」の選手とのトーナメント戦を行った[1][2]。2011年より、WBCムエタイと並行して「世界プロムエタイ連盟」の日本支部を統括する「ジャパン・マーシャルアーツ・ディレクターズ」に参加[3]

2013年3月28日をもって解散することを発表し、4月1日に前理事長の橋本敏彦が「ジャパン・キックボクシング・イノベーション」を設立。「日本アマチュアキックボクシング連盟」も同下部組織に移管した。一方、村上竜司を代表とする新たな執行部は、4月1日以降から新体制での活動を継続[4][5]。 9月28日には加盟ジム以外へのタイトル・ランキングの門戸開放を発表し、11月4日の後楽園ホール大会よりタイトルマッチ(王座決定戦)およびランキング戦を開始し、ベルトも新しく制作[6][7]

コミッショナー

  • 初代 小沢一郎
  • 2代 浜田靖一
  • 3代 関根信男(世界空手道連盟士道館理事長、士魂・関根塾 塾長)

階級

階級 重量区分
ヘビー級 -86kg
ミドル級 -73kg
スーパーウェルター級 -70kg
ウェルター級 -67kg
スーパーライト級 -64kg
ライト級 -62kg
スーパーフェザー級 -60kg
フェザー級 -58kg
スーパーバンタム級 -56kg
バンタム級 -54kg
スーパーフライ級 -52kg
フライ級 -50kg

主要選手

出場経験のあるフリー選手

スタッフ

主なレフェリー

主な歴代リングアナウンサー

世界マーシャルアーツ連盟(WMAF)

世界マーシャルアーツ連盟(World Martial Arts Federation / WMAF)は、MAキックに所属するプロモーターとアメリカのプロモーターで創設した世界タイトルである。1998年にバンタム級とスーパーウェルター級でそれぞれ世界王者を輩出したが、両選手が引退したため、活動を休止した。その後、2005年7月の初代スーパーフェザー級王者決定戦で再度活動を開始した。のちに目的は他の団体との協力関係を構築することと、それぞれの階級に世界王者を誕生させることで選手のモチベーションをあげることとなった。

映像作品

クエストからVHSビデオカセットとして多数発売された。2009以降の「BREAKシリーズ」は毎大会収録・販売されている。最初期の試合は、アッパー[注 1]から発売されたDVD『サムライたちの宴(うたげ)』に収録されている。

脚注

注釈

  1. ^ キックボクサーの卵からゴング誌に就職し、独立した舟木昭太郎の会社

出典

関連項目

外部リンク




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