加藤竜二とは? わかりやすく解説

加藤竜二

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/11 03:55 UTC 版)

加藤 竜二
名前
愛称 リュージ[1]
カタカナ カトウ リュウジ
ラテン文字 KATO Ryuji
基本情報
国籍 日本
生年月日 (1969-12-24) 1969年12月24日(54歳)
出身地 東京都
身長 184cm[2]
体重 82kg[2]
選手情報
ポジション GK
利き足 右足[1]
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
1987-1990 東邦チタニウム
1991-1993 東京ガス 60 (0)
1994 PJMフューチャーズ 28 (0)
1995-1997 柏レイソル 40 (0)
1998-1999 コンサドーレ札幌 0 (0)
2000-2002 サンフレッチェ広島 2 (0)
2002-2004 佐川急便東京 52 (0)
2005-2007 ロッソ熊本 14 (0)
2014 ロアッソ熊本 0 (0)
1. 国内リーグ戦に限る。2014年4月25日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

加藤 竜二(かとう りゅうじ、1969年12月24日 - )は、東京都出身の元サッカー選手、サッカー指導者。

来歴

東邦チタニウム東京ガスPJMでそれぞれ正GKとしてプレー。

1995年Jリーグ昇格元年の柏レイソルへ加入。昇格に貢献した土肥洋一からポジションを奪いレギュラーを掴んだ。同年シーズン終盤に土肥が再台頭して以後は第2GKとなったが、明るい性格でチームを盛り立てた[3]

1998年コンサドーレ札幌へ移籍。1999年、シーズン終了を待たずチームから離脱し、ブラジルへ短期留学。帰国後2000年よりサンフレッチェ広島へ加入[4]。2002年5月に広島を退団[5] して佐川急便東京へ移籍し、正GKとして活躍した。

2005年九州リーグロッソ熊本(現 ロアッソ熊本)へ加入。守護神としてほとんどの試合に出場し、日本フットボールリーグ昇格に貢献した。2006年にGKコーチ就任。2007年までの2年間は選手兼任だった。2008年A級ジェネラルライセンス取得[6]

2014年4月、ロアッソ熊本の3人の登録GKのうち畑実及び永井建成の負傷によって出場可能GKが金井大樹だけになり、控えGKが居なくなったことから[7][8] 急遽選手登録され[2]、7年ぶりの現役復帰となった[8]。リーグ戦出場となれば1998年にハーフナー・ディドが記録したGKとしてのJリーグ最年長出場記録を塗り替える快挙であったが[7]、チームは仙台からシュミット・ダニエル期限付き移籍によって獲得し、八木大政を2種登録することによってGK不足を解消したため、同月25日に登録抹消[9]。1試合にベンチ入りしたのみで再びGKコーチに戻ることになった。同年をもって双方合意の上で退団[10]

2015年、JFAアカデミー福島女子のゴールキーパーコーチに就任[11]。2017年、JFA S級コーチライセンス取得[12]

所属クラブ

個人成績

国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 JSL杯/ナビスコ杯 天皇杯 期間通算
1987 東チタ JSL2部 -
1988-89
1989-90 29 0 0 0 - 29 0
1990-91 28 30 0 1 0 - 31 0
1991-92 東京ガス 23 24 0 1 0 - 25 0
1992 21 旧J1 18 0 - - 18 0
1993 18 0 - - 18 0
1994 PJM 1 旧JFL 28 0 - 1 0 29 0
1995 - J 29 0 - 0 0 29 0
1996 1 0 0 0 0 0 1 0
1997 23 10 0 0 0 0 0 10 0
1998 札幌 12 0 0 1 0 3 0 4 0
1999 J2 0 0 0 0 0 0 0 0
2000 広島 J1 0 0 0 0 0 0 0 0
2001 13 2 0 0 0 0 0 2 0
2002 0 0 0 0 - 0 0
2002 佐川東京 41 JFL 11 0 - - 11 0
2003 1 28 0 - 3 0 31 0
2004 13 0 - 1 0 14 0
2005 熊本 25 九州 14 0 - 1 0 15 0
2006 36 JFL 0 0 - 0 0 0 0
2007 37 0 0 - 0 0 0 0
2014 31 J2 0 0 - - 0 0
通算 日本 J1 42 0 1 0 3 0 46 0
日本 J2 0 0 0 0 0 0 0 0
日本 JSL2部
日本 JFL 52 0 - 4 0 56 0
日本 旧JFL 64 0 - 1 0 65 0
日本 九州 14 0 - 1 0 15 0
総通算

指導歴

  • 2006年 - 2014年4月[13] ロッソ熊本 / ロアッソ熊本 GKコーチ
  • 2014年4月 - 12月 ロアッソ熊本 GKコーチ
  • 2015年 - JFAアカデミー福島 GKコーチ / 指導者インストラクター[14]

脚注

  1. ^ a b アーカイブされたコピー”. 2000年6月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年12月13日閲覧。 サンフレッチェ広島
  2. ^ a b c 加藤竜二GKコーチ、選手登録のお知らせ』(プレスリリース)ロアッソ熊本、2014年4月18日http://roasso-k.com/news/news_view.htm?id=1024 
  3. ^ 『柏レイソル10年史 DECADE』文化工房星雲社、2004年、151頁。 
  4. ^ コンサドーレ札幌所属、加藤 竜二 選手の移籍加入について』(プレスリリース)サンフレッチェ広島、1999年12月22日。 オリジナルの2003年10月15日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20031015170406/http://www.sanfrecce.co.jp:80/new-hp/news/source/19991222b.html2017年10月27日閲覧 
  5. ^ 加藤 竜二 選手の退団について』(プレスリリース)サンフレッチェ広島、2002年5月21日。 オリジナルの2003年10月15日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20031015165605/http://www.sanfrecce.co.jp:80/new-hp/news/source/20020521c.html2017年10月27日閲覧 
  6. ^ 2007(平成19)年度 公認A級コーチジェネラル養成講習会 合格者 (PDF) 日本サッカー協会 (2008年4月10日)
  7. ^ a b GK2人ケガで離脱 加藤コーチ“現役復帰””. 2014年4月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年12月31日閲覧。 熊本日日新聞 (2014年4月19日)
  8. ^ a b “GK不足のJ2熊本、44歳GKコーチを選手登録 7年ぶり現役復帰”. スポニチアネックス. (2014年4月18日). オリジナルの2014年4月19日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20140419015828/http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2014/04/18/kiji/K20140418007997610.html 2014年4月18日閲覧。 
  9. ^ 加藤竜二選手登録抹消、GKコーチ登録について ロアッソ熊本 (2014年4月25日)
  10. ^ 加藤竜二GKコーチ、退任のお知らせ ロアッソ熊本 (2014年12月17日)
  11. ^ 加藤竜二氏、JFAアカデミー福島女子GKコーチ就任のお知らせ ロアッソ熊本 (2015年1月20日)
  12. ^ 2016年S級コーチ養成講習会 合格者 (PDF) 日本サッカー協会 (2017年4月13日)
  13. ^ 登録役員追加・変更・抹消のお知らせ Jリーグ (2014年4月18日)
  14. ^ 2017指導者養成体制 (PDF) 日本サッカー協会

関連項目

外部リンク





固有名詞の分類

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日本のサッカー指導者 長沼健  湯浅健二  加藤竜二  高木琢也  中島礼司
サンフレッチェ広島の選手 大久保裕樹  中尾真那  加藤竜二  リー・バクスター  リカルド・カヴァルカンテ・リベイロ
コンサドーレ札幌の選手 エジソン・ドス・サントス・レイス  埜下荘司  加藤竜二  高木琢也  三浦雅之
柏レイソルの選手 菅野賢一  ドゥンビア・セイドゥ  加藤竜二  兵働昭弘  ノグチピント・エリキソン
ロッソ熊本の選手 松岡康暢  山本翔平  加藤竜二  大瀧直也  太田浩二
東京ガスサッカー部の選手 須田芳正  アマラオ  加藤竜二  浅利悟  アンジェロ・カルロス・プレッティ
鳥栖フューチャーズの選手 橋本亮一  樋口士郎  加藤竜二  三浦雅之  須股一男

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