2種登録選手
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/02 08:16 UTC 版)
2種登録選手(2しゅとうろくせんしゅ)とは、Jリーグクラブの日本サッカー協会第2種チーム(18歳以下の選手で構成されるチーム)に所属しながら、Jリーグの公式戦に出場することを認められたサッカー選手のことである。
概要
Jリーグの公式戦に出場できるのは、原則としてJリーグクラブの第1種チーム(トップチーム・サテライトチーム)に登録された選手に限られる。しかし例外として、同一クラブの第2種チームに登録されている選手であっても、所定の手続きを経て「第2種トップ可」としてJリーグに登録することで出場が可能となる。
- 第9条〔出場資格〕
- (2) Jクラブの2種チームに所属し、次の各号の条件を満たした選手には、所属クラブが参加する試合への出場資格が与えられる。
- ① 当該2種チームが、協会にクラブ申請されていること
- ② Jリーグに「Jリーグメディカルチェック報告書」が提出されていること
- ③ 協会への選手登録時にドーピング検査実施に関する親権者の同意書が提出されていること
- ④ 「第2種トップ可」選手としてJリーグ登録されていること — 2018 明治安田生命J1・J2・J3リーグ戦試合実施要項[1]
なお、過去に原則としてトップチームへの登録は1チーム5人までとなっている、という記述が当ページでなされていたものの、2016年のJリーグ規定集にはJ1、J2及びJ3での第2種トップ可についての人数制限に関する記述は無い。[2]
2種登録選手とは「選手の登録種別が第2種」という意味ではなく、あくまで「第2種チームに登録されている選手」という意味である。「第2種」という種別はチームに対してのみ存在し、選手に対して存在するものではない(日本サッカー協会の規定においては、選手の登録種別はアマチュアかアマチュア以外かの2種類しかない)。
脚注
- ^ “2018 明治安田生命J1・J2・J3リーグ戦試合実施要項” (PDF). Jリーグ. 2018年8月12日閲覧。
- ^ 2010年には、FC東京が9人、東京ヴェルディが6人を2種登録している。
- FC東京:2010/06/04 09:00 佐々木陽次、橋本拳人、廣木雄磨、前岡信吾、松藤正伸、武藤嘉紀、2010/09/03 09:00 三浦龍輝、谷俊勲、2010/09/17 09:00 石田昇平 Jリーグ公式サイト
- 東京ヴェルディ:2010/03/12 09:00 高木善朗、高野光司、小林祐希、2010/04/02 09:00 キローラン菜入、キローラン木鈴、南秀仁 Jリーグ公式サイト
外部リンク
- Jリーグ規約・規定集(2種登録選手は試合実施要項で規定される)
2種登録選手
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「大分トリニータの選手一覧」の記事における「2種登録選手」の解説
2種登録選手としてトップチームに登録された選手の一覧。出場成績は各シーズン全日程終了時点のもの。 名前 登録年 公式戦成績 西川周作 2004年 出場無し 福元洋平 2005年 J1:7試合0得点 小手川宏基 2007年 J1:3試合0得点Jリーグ杯:2試合0得点 松原健 2010年 J2:9試合0得点天皇杯:1試合0得点 為田大貴 2010年 - 2011年 J2:16試合0得点天皇杯:2試合0得点 岩武克弥 2014年 J2:10試合0得点天皇杯:1試合0得点 坂井大将 天皇杯:1試合1得点 岩田智輝 2015年 天皇杯:1試合0得点 吉平翼 J2:4試合0得点天皇杯:1試合0得点 野上拓哉 2016年 出場無し 真木晃平 2015年 - 2016年 酒井将輝 2016年 津村和希 2017年 清水羅偉 工藤大雅 2019年 天皇杯:1試合0得点 西城響也 天皇杯:1試合0得点 矢野太一 出場無し 小浜耀人 弓場将輝 2019年 - 2020年 Jリーグ杯:1試合0得点 勝木翔也 2020年 出場無し 工藤宗大 田中優也 平川絢大 屋敷優成 2020年 - 2021年 J1:3試合0得点Jリーグ杯:6試合0得点天皇杯:3試合0得点 木許太賀 2021年 出場無し 平松孝汰朗 前里裕希 分島諒 小野俊輔 2021年 - 2022年 出場無し 後藤響 天皇杯:1試合0得点 佐藤丈晟 天皇杯:1試合0得点 松岡颯人 出場無し 保田堅心 天皇杯:1試合0得点
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