S1_(格闘技)とは? わかりやすく解説

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S1 (格闘技)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/30 09:44 UTC 版)

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S1(エスワン)は、ムエタイの世界王座の1つ。正式名称はS1 WORLD CHAMPIONSHIP(S1世界選手権)。

S1のSは、ムエタイの大手プロモーターのソンチャイ・ ラタナスバン(Songchai Ratanasuban)の頭文字であるSに由来する。王者の認定方法には、トーナメント方式で決めることもあれば、王者決定戦で決めることもある特殊な形態をとっている。またトーナメントで優勝して王者になった後、防衛戦が行われることがある。女子の王座も認定している。この王座を獲得した有名な選手としては、ジョン・ウェイン・パーブアカーオ・ポー.プラムックがいる。

歴史

2003年12月5日の国王生誕記念日に、同王座の名前を冠した初めての興行が行われた。72kg級のトーナメントが開催され、スリヤー・ソー・プルンチットが優勝した。翌年3月4日に2回目のトーナメントを開催するが肘打ちを禁止した為、タイ人の観客から不満がでた。

ルール

  • S1の興行に出場する選手は、最低でも国内王座を獲得しており、S1の作成したランキングに名前が載っていなければならない。
  • 試合は完全なムエタイルールで行われなければならない。
  • 試合は3分3ラウンド、インターバル2分で行われなければならない。よって拳・脚・肘・膝を使うことが出来る。
  • S1の試合は、S1公認の興行でしか行うことが出来ない。
  • 階級は160lbs(72.576kg)級かそれ以上の無差別級の2種類に分けられる。
  • トーナメントを開催する場合、トーナメントとは別に、2試合以上のS1公認の試合を行わなければならない。
  • トーナメントに出場する選手は8人でなければならない。
  • S1の国内王座・インターナショナル王座・コンチネンタル王座を獲得すると、タイ・バンコクで1年に2回開催されるS1世界選手権への出場資格が与えられる。優勝者には、タイ国王子のトロフィー・チャンピオンベルト・認定書・100万バーツの賞金が与えられる。

王座

王座には、国内王座・インターナショナル(国際)王座・コンチネンタル(大陸)王座・世界王座の4種類がある。

  • 国内王座の場合、開催国から最低4人以上の選手が出場しなければならない。
  • インターナショナル王座の場合、出場する8人の選手の国籍は2つでなければならない。ゆえに、一つの国から4人、もう一つの国から4人が出場しなければならない。
  • コンチネンタル王座の場合、開催国から最大で4人まで出場し、2人が開催国以外から出場しなければならない。
  • 世界王座の場合、一つの国から最大で2人まで出場できる。

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