個人用装備
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 18:52 UTC 版)
「超時空騎団サザンクロス」の記事における「個人用装備」の解説
HR-32「フラッシュ・クラッパー」 民生品の自動二輪車に較べて高価になるホバークラフトによる浮上型トライクにも関わらず、陸海局の兵士の全員に行き渡るべく大量産が掛けられた個人用装備品。愚連隊気風の第15分隊はパトロール名目で市街地遊覧に用いることもあり、憲兵隊長の取り締まり対象となる場面が多々みられる。 アーミング・ダブレット (Arming doublet , A.D.) ジャンヌほか、惑星グロリエの軍隊で着用されている、動力付き軽甲冑の総称。 戦闘車両等にはこれを着用して搭乗する。特に車両・航空機との操縦伝達等のためのリンク機構などは設けられておらず、この点では通常のパイロットスーツと大差はない。 動力補助(アシスト)は、「倍力なし。補助比率:1対1のみ」から特別な外骨格の補強を必要としない、倍力限界である 「最大値 4 倍 = 0.8馬力」まで。補助に必要な動力または電力源については、作品中で特に言及されていない。 軍隊内の各々の役割である小隊長(尉官級)、分隊長(軍曹、伍長の下士官級)、一般兵と階級に合わせてヘルメットのデザインや小火器の形状が変えられている。 小口径の小銃や、小口径粒子ビーム銃にある程度の距離で耐えるボディアーマー程度の装甲しかないが、パワードスーツのように着用者の動きを妨げることなく、着用したままヘルメットを外すだけで、飲食や用便を足せるなど、衣服のように使用できる点と、惑星グロリエの厳しい高温・低温の温度差や乾燥・高湿度等の自然環境を緩和する「敵対的環境からの防護服」の役割を持つ。戦略隊、防衛隊(都市防衛隊)、戦略機甲隊、憲兵隊など作戦を展開する環境や任務特性に合わせて部隊ごとに甲冑のデザインが異なっている。 航空宇宙局(空宇局)の甲冑に関して、航空隊(戦術空軍)や 防衛航空隊(防空軍)は耐Gスーツの機能を兼ね備え、宇宙隊(戦術宇宙軍団)や宇宙機甲隊(戦術宇宙機甲団)に関しては宇宙服の機能を兼ね備えている。 地上部隊のスーツに関しては厳密な意味での気密は施されていないため、本来は宇宙空間での使用には耐えない。そのためジャンヌ達が宇宙空間で作戦する16話以降、簡易宇宙服の機能を有するように改造が加えられたようである。 なお、アーミング・ダブレット(en:Arming doublet)とは、15世紀から17世紀頃の、主に男性向けの腰のくびれたフェンシング胴着に由来する。
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