個人用モノグラム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/07 04:47 UTC 版)
個人用モノグラムは、文房具、荷物、衣類、その他の個人の持ち物に様式化された形で表示される。個人用モノグラムは2文字または3文字で構成される。 基本的な3文字の個人用モノグラムは、中央にラストネームのイニシャルを大きく、または特別な処理を施し、その左にファーストネームのイニシャル、その右にミドルネームのイニシャルを配する。これは男性と女性では書き方が異なる。例えば、"Mary Ann Jones"という女性の名前の場合は、MJAのように、ラストネームの"Jones"のイニシャル"J"を中央に大きく、"Mary"の"M"を左に、"Ann"の"A"を右に配置する。伝統的に、男性の個人用モノグラムは名前の順番通りの並びにする。"Kyle George Martin"という男性の名前の場合は、KGMとする。 夫婦や婚約中のカップルは、結婚式の招待状などに、2人の名前を組み合わせた2文字のモノグラムを使用することがある。夫婦の場合は、共通の姓のイニシャルを組み合わせた3文字のモノグラムを作ることもできる。例えば、Michael JonesとAlice Jonesという夫婦の場合はMJAのようになる。ただし、夫婦のモノグラムのマナーは、モノグラムを付けるアイテムによって異なる。例えば、リネンには、女性のイニシャルを最初に記載し、次に夫婦共通の姓のイニシャル、そして男性のイニシャルを記載して、先程の例の場合は"AJM"のようにするのが一般的である。 また、オーダーメイドのドレスシャツには、様々な箇所に個人用モノグラムが入れられる。
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