佐藤家の周辺人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/25 16:53 UTC 版)
屋代 多香子(やしろ たかこ)〈27〉 演 - 長澤まさみ 母・昌江と折り合いが悪く15歳で実家を飛び出す。昌江の病死と共に実家に戻り、母が大切にしていた畑を引き継ぐ。母との確執から暁が自分よりも良好な親子関係を築いていたことに嫉妬し強い憎しみを抱いていたが、その想いは徐々に氷解し、定職に就こうとしない彼の身を案じて畑仕事の手伝いをするよう持ちかける。リサ・ローブの楽曲の影響で歌手を志すが、芽が出ず諦めかけたときに著名な音楽プロデューサーの土居に声を掛けられる。歌手デビューを条件に肉体関係を強要され、妊娠するまで関係が続いた経緯から歌手になる夢を断ち切られてしまう。土居との性交シーンを盗撮され、その映像を元に再三に渡って土居から脅迫を受けていたが、旭と暁の尽力によって救われる。なお歌手の夢を断念した後もギターの演奏が得意であり、ひかりが新城への想いを断ち切る手助けにもなった。 永原 香澄(ながはら かすみ)〈18〉 演 - 橋本愛 旦の通う予備校に在籍する聖凛女子高校3年生の少女。世間や他人に対して屈折した考えを持っており、周囲の者を嘘偽りで翻弄する悪癖がある。予備校で知り合った旦を誘惑し金を騙し取ろうとしていたが陽に計画を潰される。陽から退団した沙紀の代役に抜擢されて劇団に加入し、その過程で演劇の世界に目覚めていく。陽と旦から好意を持たれており、二股をかけたことで旦の怒りを買い、彼からの執拗な嫌がらせを招いて学校に通えなくなる。騒動による自身への嫌がらせに不安を抱くが、かつて土居に脅迫された多香子のアドバイスを受けて、自身の迷いと折り合いを付け、最終的には高卒認定試験を受けて大学に進学する条件で、親の許しを得て高校を中退する。高校を中退した理由はこの先本当にしたいことが見つかったからと陽たちに話す。 新城 正臣(しんじょう まさおみ)〈43〜44〉 演 - 吉岡秀隆 ひかりと同じく東京城北医科大学病院NICUに勤務する医師。愛知県出身。妻子とは現在別居中で、ひかりからの告白を受けて彼女とは不倫関係に発展したが、最終的には暁の叱責で考えを改めたひかりの方から別れを切り出された。佐藤兄弟が幼少期だった頃から面倒を見ていた関係で旭から慕われている。海外での心臓移植によって瑞貴の心臓病が完治できる可能性を暁に伝えなかったことや彼の逮捕後に瑞貴が亡くなったことをきっかけに暁から長らく憎悪の念を持たれており、一時期彼からひかりとの浮気現場の写真を送りつけられるなど脅迫めいたことをされていた。普段は仕事に集中するあまり、人前で感情を表に出すことは少ないが、佐藤兄弟をはじめ患者や同僚のことは人一倍気にかけており、これまで自身が救えなかった患者の写真を今でも大切に持ち歩いているほど。また患者である瑞貴自身の意向を尊重したためとはいえ、彼女を救えなかったことを悔やみ続けていた。ギター演奏を趣味としており、以前は養護学校でボランティアとして音楽を教えていた。その後地元で病院を開業をする友人からの誘いを受けて、愛知に帰郷する。
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