他ミュージシャンへの評価
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/18 05:13 UTC 版)
「モリッシー」の記事における「他ミュージシャンへの評価」の解説
モリッシーは、その知名度に、他ミュージシャンへの批評で知られる。 セックス・ピストルズ 「横柄なセックス・ピストルズは、調子っぱずれの音楽とかろうじて聴き取れる歌詞にもかかわらず、ライヴを観に来たわずかな客を会場の通路で踊らせた。僕は彼らが成功するのを見たい。成功すれば、彼らもあの“ベッドから抜け出したような小汚い衣装”を買い換える事ができるんじゃないだろうか?って思う」 ザ・キュアー 「ザ・キュアーは『クソ』という言葉の新たな代名詞」で、ロバート・スミスについて「文句ばかり言う奴」と非難した。 ジョイ・ディヴィジョン (音楽トーク番組『エイト・デイズ・ア・ウィーク』において)「ジョイ・ディヴィジョンはそこまで意識してたバンドってわけでもなかったんだけど、今は彼らの良さがわかるよ」 ボノ VH1の視聴者投票で、U2の『One』が、2位のスミスの『How Soon Is Now?』を破って英国最高の歌詞に選ばれたことについて、マンチェスターで行われたコンサートで、「新聞によるとソングライターとしての才能は僕よりボノが上だとさ。まぁ、彼はすごいのかもな。でも誰が本気でそう思ってるんだろ?」と辛辣に言い放っている。 デペッシュ・モード 「彼らの洗練されたナンセンスは、彼らがどれほど浮かれて想像力に欠けてるかを強調する事に成功してる」 エルトン・ジョン 「彼は常に全力で自分の私的な生活について話してくる。誰も興味を持ってないのにな。どこかに行っちまえばいいと思うよ」「エルトン・ジョンの生首を僕に献上してくれ……これは唯一、非『ミート・イズ・マーダー』的行為だ。もし彼の首が皿に乗って供されればね」 マドンナ 「マドンナはすべてを馬鹿げた不快なものにする力がある。どうしようもない程に女らしい。マドンナは他の何よりも管理売春に近い存在だ」 オアシス 「彼らは僕にはとっても退屈なんだ。ノエルに神の御加護を。あいつは『ボブズ・フル・ハウス(イギリスのクイズ番組)』にいつでも出れそうだけど、もう少し反抗や怒りのある何かを彼には求めてるよ」 ビヨンセ 「現在サイはほぼ絶滅しそうだが、これは地球温暖化や生息地の縮小のせいじゃない。ビヨンセのハンドバックが原因だ」 ラモーンズ 「ザ・ラモーンズは、意義や重要性が皆無であり、何も言う事はないし、さっと綺麗に忘れ去られるべきだ」(ただし、モリッシーは後述の通り、好きなアルバムにラモーンズを挙げており、ライヴでもカヴァーしている) ケイト・ブッシュ (文通相手に対して)「驚きはしないが、本当にケイト・ブッシュの事が良いと思うのか? 俺が彼女について最も良いと思うところといったら、我慢できないところだ。あの声!あんなのはゴミだ!坊やもいずれわかるだろう」 エアロスミス 「エアロスミスは、ストーンズを年金暮らしにさせるインパクトと冬を越えるまでバンドが続くための濃いメイクが特徴だが、アメリカのダンス・シーンのバンドの一つに過ぎない。彼らの音楽はごちゃごちゃした混乱の類で、ヴォーカルのスティーヴン・テイラーは、マイクで歯を磨こうとしてるようにしか聴こえない」 プリンス (亡くなったプリンスに対して)「プリンスは長年のヴィーガンであり、畜殺場の全廃を強く訴えてきた提唱者だ」「エリザベス2世よりずっと『ずっと王家らしく気高い』存在であり、彼女よりはるかに哀悼されるだろう」 アークティック・モンキーズ (自身がアークティック・モンキーズの成功を批判した事を批判された際に)「<South By Southwest>でアークティック・モンキーズについて語ったことが、NMEやThe Timesで手厳しく報道されたのは遺憾だ。僕はアークティック・モンキーズをとても気に入ってるし、あの発言は親切心から懸念を口にしただけなんだ。何であれ、彼らの成功を突然すぎるとか、何の下積みもないって事を僕が言うのは間違ってた。スミスにも全く同じ事が起こったんだからね。僕が言うべき事じゃない」 ルー・リード (亡くなったリードに対して)「ルー・リードの死に対する悲しみを表す言葉はない。彼は僕の生涯ずっとそこにいたんだ。彼はこれからも僕の心に迫り続けるだろう」 マイケル・スタイプ 「彼が歯も磨かずに、普段着のままステージに上がる姿はかっこいいと思う。僕には絶対そんな事は出来ないからね」「マイケルの声はとても田舎じみたジョン・デンバーのようだ。実際彼の本名は『ジョン』だった」
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