京橋税務署
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/22 14:26 UTC 版)
「トッカン -特別国税徴収官-」の記事における「京橋税務署」の解説
鈴宮 深樹(すずみや みき) 京橋税務署の特別徴収部門に所属する国税徴収官。一人称は「わたし」。神戸の和菓子屋の娘として生まれる。父親が店の経営難のために脱税し、税務署から強引な取り立てを受け、店が倒産した過去を持つが、安定した身分を求めて大学卒業後に公務員試験を受験して滑り止めの国税専門官に合格し、その後京橋署の職員の不祥事の煽りもあり徴収部門に配属された。現在、特別国税徴収官である鏡を補佐する立場にある(通称「トッカン付き」)。鏡や滞納者に対して言葉を返せずに「ぐっ」と詰まることから鏡からは「ぐー子」(以下このように記述)、他の同僚からは「ぐーちゃん」または「ぐーさん」と呼ばれている。 全身黒い服装であるため、トッカン付きになった直後は、鏡から「万年葬式女」と呼ばれていた。 鏡 雅愛(かがみ まさちか) 京橋税務署の特別徴収部門に所属する特別国税徴収官(通称「トッカン」)。一人称は「俺」。国税局(所謂“本店”)からの出向組である。選抜試験(通称“本科試験”。国税専門官試験採用者を除く実務経験7年以上17年未満の者が受験資格を得られる試験であるが、受験したとしてもすぐに合格することは困難である)を受験資格取得直後に合格した、税大の普通科出身という生粋のエリート。滞納者に対して冷徹であり、どんなに面倒な滞納者であっても問答無用で差押えや捜索を執行する姿から「京橋署の死に神」と畏怖されている。ドリルのような鋭い目線からぐー子には(犬の)ハスキーと形容されている。 出向間もない頃に忘年会プロレス事件を目撃し、自分の父親の脱税について一切言い訳をしなかったぐー子に関心を持ち、自身のトッカン付きに任命した。 ある理由から、自動車を一切運転せずに、自転車を愛用している。 大のコーヒー通であり、職場に自分用のエスプレッソマシーンを据え付けて、誰にも触らせないほど。 鍋島 木綿子 (なべしま ゆうこ) 第一徴収部門の上席徴収官。主に夜から営業を開始するクラブなどを担当しており、「夜の担当班(通称“トクチ“)」と呼ばれている。夜会巻きをソツなくこなし、ぐー子も羨む女子力の高い美人だが、男運が悪く、趣味はお見合い。 釜池 亨(かまち とおる) 26歳、徴収第一部門徴収官。「ニートになりたい」が口癖のローテンションな男性で、やる気を感じないような言動で周囲のモチベーションを下げることに定評がある。 金子 長十郎 (かねこ ちょうじゅうろう) 徴収部門統括官。全日本ロールケーキ連盟の会長を兼任するほどのロールケーキ好きであり、「パティシエが二人になるわけではないので味は落ちる」という理由で2号店を出す店には興味は無いというこだわりを持つ。休日は連盟のネット仲間と全国のロールケーキの食べ歩きをしているという。 清里 肇 (きよさと はじめ) 署長。いつもピンクリボンのバッジを大量に持ち歩いている。 阿久津 (あくつ) 副署長、トッカンを統率する立場にある。鏡と同じ本店からの出向組で、不祥事が起きた京橋署での問題毎の火消しのために赴任した。女性の社会進出や育児で休んだりすることを良く思わない。典型的な男尊女卑の思想の持ち主。 赤塚 裕貴(あかつか ゆうき) 36歳、京橋税務署個人課税部門の上席。垂れ目で軟派な風貌とは裏腹の熱血漢で通称「レッド隊長」。
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