主砲・その他とは? わかりやすく解説

主砲・その他

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/01 05:51 UTC 版)

ウースター級軽巡洋艦」の記事における「主砲・その他」の解説

主砲前述通り47口径6インチ両用砲Mk16である。これは6インチ砲として初め対空・対水上射撃両立が可能となった自動砲で、合衆国艦艇唯一この砲が搭載された本級は連装砲塔で6基12装備した在来合衆国軽巡対空用として装備されてきた38口径5インチ両用砲のような副砲無く12門の6インチ主砲そのまま両用砲として使用できる事は射撃指揮単純化大きく寄与した。一番艦ウースター就役時には3インチ砲は装備されておらず、試験航海時には6基の20ミリ機銃座のみが装備された。 1949年初頭フィラデルフィア海軍造船所でようやくウースター50口径3インチ両用砲Mk33/34が搭載された。これに伴い20ミリ機銃座は撤去された。第二次大戦中日本軍特攻対策として、能力不足が指摘されボフォース 40mm機関砲代替目的開発されたこの3インチ砲は中射程での防空担当し毎分45発の発射速度を誇る新型速射砲である。ウースター級はこの連装タイプであるMk33を左右両舷にそれぞれ5基、艦首に1基搭載、更に単装タイプのMk34を艦尾バルジ両舷に1基ずつ装備し合計連装11基単装2基24門の3インチ砲を備えていた。

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主砲・その他

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 07:57 UTC 版)

CL-154級軽巡洋艦」の記事における「主砲・その他」の解説

主砲前述通り、Mk16 5インチ54口径砲の連装両用砲である。これは、アメリカ海軍艦艇広く両用砲として普及したMk 12 5インチ砲後継として開発された砲であった配置は、前後に3基ずつで、重心降下のため一部砲塔同一甲板レベル置いたジュノー級とは異なりアトランタ級同様の完全な背負い式に戻る予定であった設計途中の案では、砲塔増設要求があり、アトランタ級第1グループ同様に舷側主砲設置する案等もあったが、最終的に見送られた。ただし、本級に採用される予定であった連装砲架は、詳細設計進んでおらず、性能重量、砲の機構信頼性等、多く不確定な状態であった。そのため、実際に完成した場合には、トラブル抱えた可能性がある。一方装備局は、省力化及び高度に自動化され砲架開発約束していたが、本級には間に合わなかった。機銃は、ボフォース40mm及びエリコン20mmの搭載予定していたが、戦後実際に竣工した際には、他の艦同様、76mm50口径砲をボフォース機銃代わりに搭載した可能性が高い。魚雷兵装については、途中まで、アトランタ級巡洋艦同様、左右に魚雷発射管(4連装または5連装)の搭載検討されており、Mk17新型魚雷(過酸化水素使用)の採用併せて検討されていた。最終的には、キング提督からの速力35ノット達成主砲搭載数確保の強い優先順位指定があり、速力確保のための重量軽減のため、魚雷搭載断念された。フォレスタル長官指示再設計時には、40mm機銃等の代わりに新型の76mm70口径連装7基の搭載検討されていた。ただし、同砲は、実際には非常に大型で重い、かつ構造的に複雑で問題の多い砲として完成したため、本砲搭載時には多く問題抱えた可能性高かった

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