主な運用の推移とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 主な運用の推移の意味・解説 

主な運用の推移

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/04 00:42 UTC 版)

「だいち」の記事における「主な運用の推移」の解説

2007年9月3日 ブラジル政府環境再生可能天然資源院)の依頼を受け、南米アマゾン川流域違法伐採による森林破壊監視する体制スタートした犯行現場迅速に抑えるため、通常は3ヵ月後に配信されるPALSARによる撮影画像が、10日以内ブラジル研究機関配信されるうになる2008年1月8日 画像データが、予想上の誤差ノイズ乱れ)の影響で、基本図単独作るには精度不足であることが明らかになった。一因としては衛星制御が困難で誤差5メートル以下の基準達しなかったことがあるが、これは修復可能である。最大原因地上様子複雑さ見積もり甘さ圧縮データを完全に戻すことが出来ずノイズ大量に発生したためであった同年1月16日 文部科学省宇宙開発委員会において、高さ方向誤差データ蓄積により、画像ノイズ国土地理院共同新規開発したノイズ軽減ソフトウェア用いることにより、それぞれ改善できる発表した2008年4月発表によると、1月時点で高さ方向誤差地上基準点用いて5m以下を達成しており、画像ノイズについても国土地理院研究基づいたブロックノイズ低減ソフトウェア3月からJAXA地上設備適用しているという。これを受けて国土地理院は、2月26日に、それまで地形経年変化平地建物形状修正等に限定されていただいちによる画像を、等高線を引く作業適用する許可各部署伝達した。これにより、地形図迅速な修正にだいちの画像使用されることになった2008年4月から青森県・岩手県・秋田県不法投棄監視する体制スタートする予定である。日本初めてのもので、画像解析岩手大学により行われる2010年1月4日パキスタンフンザ渓谷にて地すべりによる天然ダムアッタバード湖)が形成された。宇宙航空研究開発機構は、だいちが同年5月30日画像分析から、ダム湖規模推測した2010年1月19日宇宙航空研究開発機構(JAXA) は、陸域観測技術衛星「だいち」がハイチ地震による地殻変動捕らえた発表した震源西側にある海岸付近少なくとも35センチメートル東へ動いたことが分かったという。 2011年3月11日東北地方太平洋沖地震を受け緊急観測行い400シーン撮影し10府省機関情報提供したこれまでだいちは海外へ情報提供してきたことから、そのお返しとして海外から5000シーン情報提供された。 2011年4月22日午前7時30分頃、発生電力の急低下とともにセーフホールドモード移行し搭載観測機器電源オフ状態、全機停止となっていることが「こだま」による中継データから判明した制御不能となったため、50年上後には大気圏突入消滅見込まれている。4月23日以降テレメトリ受信できなくなるが、その後太陽電池による発電期待して復旧試みられた。 2011年5月12日午前10時50分、バッテリー停止命令送信し運用終了した同年10月18日海上保安庁海氷衛星画像供へ感謝の気持ちとして、「ラストメッセージ」となるレーザー光線をだいちに対して伝達した

※この「主な運用の推移」の解説は、「だいち」の解説の一部です。
「主な運用の推移」を含む「だいち」の記事については、「だいち」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「主な運用の推移」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「主な運用の推移」の関連用語

1
4% |||||

主な運用の推移のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



主な運用の推移のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのだいち (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS