萬歳楽
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/20 16:34 UTC 版)
萬歳楽(まんざいらく、万歳楽)は、雅楽の唐楽の曲名の一つ。平調で、延八拍子の中曲である。
隋の煬帝の作曲と伝えられており[1]、曲名によりめでたい曲とされている。
管絃と舞楽があるが、主に舞楽(舞人4人)として演奏され、現在でもよく舞われ左方平舞の代表的なものである。
天皇即位の大礼においても「饗宴の儀」において太平楽とともに舞われる[2] [3]。
脚注
- ^ “曲目解説 | 雅楽について” (日本語). 萬歳楽(まんざいらく). 日本雅樂會. 2021年10月30日閲覧。 “唐の則天武后(六九〇~七〇四)が、飼っていた鸚鵡がいつも萬歳と鳴くので、その鳴き声をとって作曲したという説と、隋の煬帝(六〇五~六一六)の作曲で、鳳凰が飛んできて賢王万歳と囀るその声を楽に、その姿を舞にしたという説があります”
- ^ 宮内庁 (1990年). “天皇皇后両陛下の平成御大礼時の御日程について” (日本語). 首相官邸. p. 3. 2021年10月30日閲覧。
- ^ “舞楽萬歳楽・平安時代・和様の創製 日本服飾史 資料・風俗博物館~よみがえる源氏物語の世界~” (日本語). 風俗博物館. 2021年10月30日閲覧。
万歳楽(まんざいらく)
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「東方茨歌仙 〜 Wild and Horned Hermit.」の記事における「万歳楽(まんざいらく)」の解説
第22話に登場。玄武の沢に迷い込んできた怪魚。河童たちに芸を仕込まれ興行することとなった。
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