ロンドー【(フランス)rondeau】
ロンドー
フランスのコンストラクター。ドライバーのジャン・ロンドーがマシンの製作に乗り出し、1976年からルマンへの挑戦を開始。最初の2年はスポンサー名でエントリーしていたが、78年からロンドー自身の名前で出場するようになり、80年のレースでは強敵ポルシェを抑えて初優勝を飾った(ドライバーの1人はロンドー)。82年にレギュレーションが大幅に変更されたあとも参戦を続け、この年の世界選手権ではポルシェに次ぐ総合2位という好成績を残した。しかし、83年に導入したニューマシンが失敗作に終わり、結局この年限りでマシンの開発から手を引いた。
ロンドー
英語表記/番号 | 出版情報 | |
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ベネット:ロンドー ト短調 | Rondeau in G minor Op.34 | 作曲年: 1854年 出版年: 1854年 |
ヴィエニャフスキ:ロンドー | Rondeau Op.15 | |
ベチュヴァジョフスキー:ロンドー 変ホ長調 | Rondeau | 出版年: 1819年 初版出版地/出版社: Berlin |
フィールド:ロンドー ト長調 | Rondeau H.43 | 出版年: 1819年 初版出版地/出版社: Bonn and Cologne |
フィールド:ロンドー イ長調 | Rondeau in A major H.38 | 出版年: 1817年 初版出版地/出版社: Leipzgi |
フィールド:ロンドー 変イ長調 | Rondeau in A flat major H.18D | 出版年: 1818年 初版出版地/出版社: Bonn |
ポッター, チプリアーニ:ロンドー | Rondeau | 出版年: 1818年 初版出版地/出版社: Leipzig |
ヒラー:ロンドー ホ長調 | Rondeau, E-dur Op.19 | |
シャミナード:ロンドー | Rondeau Op.97 | |
シャンボニエール:ロンドー ヘ長調 | Rondeau |
ロンドー
ロンドー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/23 18:26 UTC 版)
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ロンドー(仏: rondeau、複数形:rondeaux)は、13世紀から15世紀のフランスの2つの押韻をもつ15行詩、およびそれに基づいて作られた中世およびルネサンス初期の楽式。ヴィルレーやバラードとともに、13世紀から15世紀のフランスの詩および音楽の三大定型詩であった。18世紀のロンド形式(仏: rondo)とは区別される。
アルジャーノン・チャールズ・スウィンバーンが考案したロンドー体(英: roundel)という変化形もある。
文学のロンドー
ロンドーは英語詩の中でも韻文形式として使われる。それは特定の様式化されたパターンにしたがって繰り返されるリフレインを用いる。慣習的に、できるだけ簡潔かつ感動的な方法で、詩の目的にかなうようリフレインをどう配置するかが問題と考えられていた。ロンドーは8音節の13行と、リフレインの2行(それぞれ4音節の半分の行)から成り立ち、3つの押韻しか使わない。スタンザ(詩節、連)は3連で、押韻構成は「 AABBA AABC AABBAC」(「C」はリフレイン)である。リフレイン行の言葉は、最初の行の出だしとまったく同じものでなければならない。
- WE wear the mask that grins and lies, (A)
- It hides our cheeks and shades our eyes,— (A)
- This debt we pay to human guile; (B)
- With torn and bleeding hearts we smile, (B)
- And mouth with myriad subtleties. (A)
- Why should the world be over-wise, (A)
- In counting all our tears and sighs? (A)
- Nay, let them only see us, while (B)
- We wear the mask. (C)
- We smile, but, O great Christ, our cries (A)
- To thee from tortured souls arise. (A)
- We sing, but oh the clay is vile (B)
- Beneath our feet, and long the mile; (B)
- But let the world dream otherwise, (A)
- We wear the mask! (C)
- -- ポール・ローレンス・ダンバー(en:Paul Laurence Dunbar)『We Wear the Mask』(太字はリフレインに用いられている言葉)
音楽のロンドー
ロンドーの形式は、詩形の押韻構成に従う韻文とリフレインの繰り返しの厳格なパターンを求められ、長さは8行から最大21行までの幅を持つ。最も一般的な形式は「ABaAabAB」で、大文字は(2声の)リフレインの歌詞と曲の繰り返しを指し、一方、小文字は別の歌詞で曲のみの繰り返しを指す。初期のロンドーはたいてい長い物語詩の中に挿入されたものとして見つかり、モノフォニーの曲部分だけが独立して現存している。初期の詩のロンドーはしばしば混合した韻律を持っていたが、後の、曲がつくロンドーではそれは稀である。
多声のロンドーのうち、現存している最初期のものは、トルヴェールのアダン・ド・ラ・アルのものである。後には、ギヨーム・ド・マショー、ギヨーム・デュファイ他の著名な作曲家がこの形式の曲を多く作った。
フランスでの使用に較べると稀ではあるが、イタリア(トレチェント音楽)でもロンデーロ(rondello)と呼ばれるものが時折作られ、イタリアの詩と音楽の中に挙げられている。ロンデーロの1曲がロッシ写本(en:Rossi Codex)の中に残っている。さらに言えば、フランスのいくつかのロンドーがイタリア、 低地地方、ドイツの文献に完全な形で残っていて、それらの曲(『Esperance, qui en mon cuer』など)は純粋にフランス起源ではないのかも知れない。
バロック時代になると、「ロンドー」という言葉(またはen rendeauという形容詞句)は、ジャン=バティスト・リュリやルイ・クープランといった作曲家によって、簡単なリフレイン形式のダンスの楽章に適用された。
参考文献
- Randel, Don, ed. (1986). The New Harvard Dictionary of Music. (pp. 716-717). Cambridge: Harvard University Press. ISBN 0-674-61525-5
- Cuthbert, Michael. "Esperance and the French song in Foreign Sources". Studi Musicali 35.2, 2007.
外部リンク
ロンドー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 05:34 UTC 版)
詳細は「ロンドー」を参照 ロンドーは元々はフランスの詩型であり、2つの脚韻を用いた「5-4-6」の3連15行で書かれ、1行目の冒頭部がリフレインとして第2・第3連の最後の行に用いられる。
※この「ロンドー」の解説は、「詩」の解説の一部です。
「ロンドー」を含む「詩」の記事については、「詩」の概要を参照ください。
「ロンドー」の例文・使い方・用例・文例
- 英語のロンドーの形式で、最初の韻と3番目の後に反復句がある3つの韻を持つ
- より短い形式のロンドー
- ロナルド選手がバロンドールを受賞
- マンチェスター・ユナイテッドのフォワード,クリスティアノ・ロナルド選手が,サッカーの名誉ある最優秀選手賞であるバロンドール(黄金のボール)を受賞した。
- 1月9日,国際サッカー連盟のバロンドール表彰式がスイスのチューリヒで行われた。
- 男子の最優秀選手賞であるFIFAバロンドールは3年連続でFCバルセロナのフォワード,リオネル・メッシ選手(アルゼンチン)に贈られた。
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