FIFAバロンドールとは? わかりやすく解説

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FIFAバロンドール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/03 00:56 UTC 版)

FIFAバロンドール
スポーツ サッカー
選考会 国際サッカー連盟(FIFA)
フランス・フットボール
受賞対象 男子の世界年間最優秀選手
歴史
初回 2010年
最終受賞 2015年
最多受賞 リオネル・メッシ(4回)
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FIFAバロンドール: FIFA Ballon d'Or)は、2010年から2015年まで国際サッカー連盟(FIFA)とフランス・フットボールの共同主催によって、毎年表彰されていた男子サッカーの世界年間最優秀選手賞である。"Ballon d'Or"はフランス語で「黄金の球」という意味で、受賞者には金色のサッカーボールを模したトロフィーが贈られた。歴代受賞者はリオネル・メッシ(4回)とクリスティアーノ・ロナウド(2回)。

概要

FIFAバロンドールの制定を発表するFIFAブラッター会長

2009年まで、サッカー界の主要な個人賞には国際サッカー連盟(FIFA)が選出するFIFA最優秀選手賞と、フランスのフランス・フットボール誌が選出するバロンドールが並列していたが、この2つの賞を統合する形で2010年7月にFIFAバロンドールが制定された。各国代表監督、主将およびサッカー記者の合計約400名による投票で決められる。しかし2016年をもってフランス・フットボールとの提携を解消し、同年よりザ・ベスト・FIFAフットボールアウォーズという形でFIFAの独自表彰が復活した。フランス・フットボールも2016年より独自のバロンドールを復活させた。

FIFAバロンドールは男子最優秀選手賞のみを指し、女子最優秀選手賞、男子最優秀監督賞、女子最優秀監督賞とは区別される[1]。フランス・フットボールは男子選手のみを公式にバロンドール受賞者リストに含めており[2]、バロンドールの証である金色のサッカーボールを模したトロフィーを授与されたのは男子選手のみである。女子選手にバロンドールのトロフィーが授与されたのは、女子バロンドールが新設された2018年以降である。表彰式はFIFAバロンドール・ガーラと呼ばれ、FIFAの他の賞と共に毎年スイスチューリッヒで行われた[1]

受賞者

年度 順位 選手 所属クラブ
2010
1位 リオネル・メッシ バルセロナ
2位 アンドレス・イニエスタ バルセロナ
3位 シャビ・エルナンデス バルセロナ
2011
1位 リオネル・メッシ バルセロナ
2位 クリスティアーノ・ロナウド レアル・マドリード
3位 シャビ・エルナンデス バルセロナ
2012
1位 リオネル・メッシ バルセロナ
2位 クリスティアーノ・ロナウド レアル・マドリード
3位 アンドレス・イニエスタ バルセロナ
2013
1位 クリスティアーノ・ロナウド レアル・マドリード
2位 リオネル・メッシ バルセロナ
3位 フランク・リベリー バイエルン・ミュンヘン
2014
1位 クリスティアーノ・ロナウド レアル・マドリード
2位 リオネル・メッシ バルセロナ
3位 マヌエル・ノイアー バイエルン・ミュンヘン
2015
1位 リオネル・メッシ バルセロナ
2位 クリスティアーノ・ロナウド レアル・マドリード
3位 ネイマール バルセロナ

受賞回数

選手別

選手 回数 受賞年度
リオネル・メッシ 4 2010,2011,2012,2015
クリスティアーノ・ロナウド 2 2013,2014

国籍別

国籍 人数 回数 受賞年度
アルゼンチン 1 4 2010,2011,2012,2015
ポルトガル 1 2 2013,2014

クラブ別

クラブ 人数 回数 受賞年度
バルセロナ 1 4 2010,2011,2012,2015
レアル・マドリード 1 2 2013,2014

脚注

  1. ^ a b The things they said: FIFA Ballon d'Or Gala winners FIFA com. 2020年5月24日閲覧。
  2. ^ フランス・フットボール公式サイト:受賞者リスト フランス・フットボール. 2020年5月26日閲覧。

関連項目

外部リンク


FIFAバロンドール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/27 14:58 UTC 版)

2011年のFIFAバロンドール」の記事における「FIFAバロンドール」の解説

23人の候補者にはバルセロナから最多の8選手名を連ねたヨーロッパ以外のクラブ所属する選手としては唯一ネイマールノミネートされた。

※この「FIFAバロンドール」の解説は、「2011年のFIFAバロンドール」の解説の一部です。
「FIFAバロンドール」を含む「2011年のFIFAバロンドール」の記事については、「2011年のFIFAバロンドール」の概要を参照ください。

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