FIFAフォワードプログラム
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「国際サッカー連盟」の記事における「FIFAフォワードプログラム」の解説
以下の記述は、FIFA公式HPのFIFAフォワードサッカー発展プログラムの記事およびFIFAフォワードサッカー発展プログラム規則の記述に基づく。 FIFAフォワードサッカー発展プログラム(以下、FIFAフォワードプログラム)とは、2016年5月9日のメキシコ首都メキシコシティでの第66回FIFA総会で決定した、FIFA加盟全サッカー協会および全6地域連盟対象のステップアップ財政支援プログラムである。4年で1サイクルで、160万ドルから500万ドルに増額する。各サッカー協会は、年間75万ドルをピッチなどの施設の整備、女子サッカーの発展などのサッカープロジェクトに費やすことができる。また各協会は、年間50万ドルの経費を受け取る。各地域連盟へは4年間の1サイクルで、2,200万ドルから4,000万ドルに増額させる。また、女子サッカーや各年代別代表の世界大会の旅費が必要な協会には、最高100万ドルの特別手当を支給する。男女とも年代別地域大会主催協会に、年間100万ドル払い戻す。 さらに、事務総長(General secretary、JFAは専務理事)を採用する、技術委員を採用する、男女リーグ、男女のユースリーグ、女子サッカーの普及および宣伝活動、草の根サッカー推進と開発戦略、審判の推進と開発戦略等全10項目の基準を満たす協会(少なくとも2つは女子サッカーを重視すること)は、基本年間10万ドルに加え、毎年5万ドルの追加資金、最大で毎年40万ドルの追加資金を得ることができる。 これらの資金を各協会および各地域連盟が正しく運営するために、FIFAは監督機能も強化している。 2年から4年にわたる開発委員会承認の開発戦略を設定し、協会ごとに1つの目標の契約を行うこと。 すべてのオーダーメイドの各プロジェクトは契約とリンクし、 開発委員会の承認を得るために30万ドル以上のプロジェクトを行うこと。 FIFAの管理者は、プロジェクトの進捗状況を監視する。 各協会のフォワードプログラム資金運営で、各協会から独立した財務監査を行うこと。 より強力な監督権限と厳しい遵守措置を含む強化された開発規制。 独立したFIFA開発委員会の少なくとも50パーセントは、フォワードプログラムを監督する フォワードプログラム会員協会の年次財務に関する独立監査の公表。
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