FIFAプスカシュ賞とは? わかりやすく解説

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FIFAプスカシュ賞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/18 07:02 UTC 版)

FIFAプスカシュ賞(フィファ プスカシュしょう、: FIFA Puskás Award)は、国際サッカー連盟(FIFA)が制定する賞である。

概要

FIFAプスカシュ賞

2009年に創設。授賞対象は前年10月から当年9月までに開催されたリーグ戦やカップ戦、FIFA主催大会が対象。最も優れたゴールをした選手が対象となる。なお、賞の名称は、1950年代から1960年代にかけて活躍したハンガリーの選手であるフェレンツ・プスカシュに由来する。

毎年10ゴールがノミネートされ、2016年以前までは専門家投票で受賞者を決めたが、2017年から2018年までFIFA公式サイトにて一般投票100%で受賞者を決めて、2019年からは専門家投票50%と一般投票50%で受賞者を決め、ザ・ベスト・FIFAフットボールアウォーズの発表と同時に決定される。

日本人では、2010年に横山久美2010 FIFA U-17女子ワールドカップ準決勝・北朝鮮戦のゴール[1])が、2014年に佐藤寿人2014年J1第2節・川崎戦のゴール[2])がそれぞれノミネートされている。

受賞者

年度 順位 選手 所属チーム 対戦相手 スコア 大会 得票率
2009
1位 クリスティアーノ・ロナウド マンチェスター・ユナイテッド ポルト 0 - 1 UEFA CL 2008-09・準々決勝 17.68%
2位 アンドレス・イニエスタ バルセロナ チェルシー 1 - 1 UEFA CL 2008-09・準決勝 15.64%
3位 グラフィッチ ヴォルフスブルク バイエルン・ミュンヘン 5 - 1 ドイツ・ブンデスリーガ2008-09 13.39%
2010
1位 ハミト・アルトゥントップ トルコ代表 カザフスタン代表 0 - 3 UEFA EURO 2012予選・グループA 40.55%
2位 リヌス・ハレニウス ハンマルビー シリャンスカ 2 - 0 スーペルエッタン2010 13.23%
3位 ジョバンニ・ファン・ブロンクホルスト オランダ代表 ウルグアイ代表 1 - 0 FIFAワールドカップ2010・準決勝 10.61%
2011
1位 ネイマール サントス フラメンゴ 3 - 0 カンピオナート・ブラジレイロ2011
リオネル・メッシ バルセロナ アーセナル 1 - 0 UEFA CL 2010-11・ラウンド16
ウェイン・ルーニー マンチェスター・ユナイテッド マンチェスター・シティ 2 - 1 プレミアリーグ2010-11
2012
1位 ミロスラフ・ストッフ フェネルバフチェ ゲンチレルビルリイ 6 - 1 スュペル・リグ2011-12 78%
2位 ラダメル・ファルカオ アトレティコ・マドリード アメリカ・デ・カリ 2 - 1 親善試合 15%
3位 ネイマール サントス インテルナシオナル 3 - 1 コパ・リベルタドーレス2012 7%
2013
1位 ズラタン・イブラヒモビッチ スウェーデン代表 イングランド代表 2 - 4 親善試合 48.7%
2位 ネマニャ・マティッチ ベンフィカ ポルト 2 - 2 プリメイラ・リーガ2012-13 30.8%
3位 ネイマール ブラジル代表 日本代表 3 - 0 FIFAコンフェデレーションズカップ2013 20.5%
2014
1位 ハメス・ロドリゲス コロンビア代表 ウルグアイ代表 2 - 0 FIFAワールドカップ2014・ラウンド16 42%
2位 ステファニー・ロッシュ ピーマウント・ユナイテッド ウェックスフォード・ユーツ 2 - 0 女子ナショナルリーグ2013-14 33%
3位 ロビン・ファン・ペルシ オランダ代表 スペイン代表 1 - 5 FIFAワールドカップ2014・グループB 11%
2015
1位 ウェンデル・リラ ゴイアネージア アトレチコ・ゴイアニエンセ 2 - 1 カンピオナート・ゴイアーノ2015 46.7%
2位 リオネル・メッシ バルセロナ アスレティック・ビルバオ 3 - 1 コパ・デル・レイ決勝 33.3%
3位 アレッサンドロ・フロレンツィ ローマ バルセロナ 1 - 1 UEFA CL 2015-16・グループE 7.1%
2016
1位 モハマド・ファイズ・スブリ ペナンFA パハンFA 4 - 1 マレーシア・スーパーリーグ2016 59.46%
2位 マルローニ コリンチャンス コブレサル 3 - 0 コパ・リベルタドーレス2016 22.86%
3位 ダニウスカ・ロドリゲス U-17ベネズエラ女子代表 U-17パラグアイ女子代表 1 - 1 U-17スダメリカーノ・フェメニーノ2016 7.1%
2017
1位 オリヴィエ・ジルー アーセナル クリスタル・パレス 1 - 0 プレミアリーグ2016-17 36.17%
2位 マスルク・オスカリン バロカ オーランド・パイレーツ 1 - 1 プレミアサッカーリーグ2016-17 27.48%
3位 デイナ・カステジャノス U-17ベネズエラ女子代表 U-17カメルーン女子代表 2 - 1 FIFA U-17女子ワールドカップ2016・グループB 20.47%
2018
1位 モハメド・サラー リヴァプール エヴァートン 1 - 0 プレミアリーグ2017-18 38%
2位 クリスティアーノ・ロナウド レアル・マドリード ユヴェントス 3 - 0 UEFA CL 2017-18・準々決勝 22%
3位 ジョルジアン・デ・アラスカエタ クルゼイロ アメリカ・ミネイロ 1 - 0 カンピオナート・ミネイロ2018 17%
2019
1位 ジョーリ・ダーニエル デブレツェニ フェレンツヴァーロシュ 2 - 1 ネムゼティ・バイノクシャーグI 2018-19
2位 リオネル・メッシ バルセロナ レアル・ベティス 4 - 1 リーガ・エスパニョーラ2018-2019
3位 フアン・フェルナンド・キンテロ リーベル・プレート ラシン・クラブ 1 - 0 プリメーラ・ディビシオン 2018-19
2020
1位 ソン・フンミン トッテナム・ホットスパー バーンリー 2 - 1 プレミアリーグ2019-2020
2位 ジョルジアン・デ・アラスカエタ フラメンゴ セアラー 3 - 0 2019カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA
3位 ルイス・スアレス バルセロナ マヨルカ 4 - 1 リーガ・エスパニョーラ2019-2020
2021
1位 エリク・ラメラ トッテナム・ホットスパー アーセナル 1 - 2 プレミアリーグ2020-2021
2位 メフディ・タレミ ポルト チェルシー 1 - 0 UEFA CL 2020-21・準々決勝
3位 パトリック・シック チェコ代表 スコットランド代表 2 - 0 UEFA EURO 2020 グループD
2022
1位 マルシン・オレクシー ヴァルタ・ポズナン スタル・ジェシュフ 1 - 0 2022 PZU アンプ フットボル エクストラクラサ
2位 ディミトリ・パイェ マルセイユ PAOK 2 - 0 UEFA ECL 2021-22・準々決勝
3位 リシャルリソン ブラジル代表 セルビア代表 2 - 0 FIFAワールドカップ2022・グループG
2023
1位 ギリェルミ・マドルーガ ボタフォゴFC グレミオ・ノヴォリゾンチーノ 2 - 0 2023 カンビオナート・ブラジレイロ・セリエB
2位 ヌーノ・サントス スポルティング ボアヴィスタFC 3 - 0 プリメイラ・リーガ2022-2023
3位 フリオ・セサル・エンシソ ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオン マンチェスター・シティ 1 - 1 プレミアリーグ2022-2023
2024
1位 アレハンドロ・ガルナチョ マンチェスター・ユナイテッド エヴァートン 1 - 0 プレミアリーグ2023-2024
2位 ヤシン・ベンジア アルジェリア代表 南アフリカ代表 3 - 3 2024 FIFAシリーズ
3位 デニス・オメディ キタラ KCCA 3 - 3 FUFA スーパー8 2024

出典

外部リンク


FIFAプスカシュ賞

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2020年のザ・ベスト・FIFAフットボールアウォーズ」の記事における「FIFAプスカシュ賞」の解説

「FIFAプスカシュ賞」も参照 2020年11月25日11名の候補者選出され2020年12月11日に3名の最終候補者発表された。 2019年7月20日から2020年10月7日までのすべてのゴール対象であり、FIFA.comの登録ユーザー12月7日まで投票できるその結果と、10名のパネリストによる投票により決定される順位選手試合大会日時得票数1位 孫興慜 トッテナム・ホットスパー vs バーンリー プレミアリーグ2019-2020 2019年12月7日 24 2ジョルジアン・デ・アラスカエタ セアラー vs フラメンゴ 2019 カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA 2019年8月25日 22 3ルイス・スアレス バルセロナ vs マヨルカ リーガ・エスパニョーラ2019-2020 2019年12月7日 20

※この「FIFAプスカシュ賞」の解説は、「2020年のザ・ベスト・FIFAフットボールアウォーズ」の解説の一部です。
「FIFAプスカシュ賞」を含む「2020年のザ・ベスト・FIFAフットボールアウォーズ」の記事については、「2020年のザ・ベスト・FIFAフットボールアウォーズ」の概要を参照ください。

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