リング外での活動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/23 06:39 UTC 版)
タレント活動も行っており、出演したテレビ番組、映画、オリジナルビデオは多数。その風貌から暴力団関連の役が多い。また、イラスト執筆、盆栽、浪曲鑑賞、陶芸などの多趣味でも知られる。1994年に公開された映画『SAEKO』という作品においては、当時まだデビュー間もない無名時代の常盤貴子主演の作品で共演しており、常盤演じる冴子の用心棒役で、その役名も藤原で常盤に「ふじわらーっ」と呼ばれていた。 『オールスター感謝祭』(TBS)の初期に毎回出場しており、当時行われていた相撲のアトラクション「大相撲 Gスタ場所」では、毎回藤原とチャック・ウィルソンの一騎討ちが恒例となっていた。テリー伊藤企画のテレビ番組で、熊と戦ったこともある(爪をカットした熊(クロクマ)である)。檻の中で熊と向かい合った際、素早い動きでタックルとパンチを食らった。これで戦意を喪失、リタイヤしたことで終了したが、後々まで非常に危険な行為、番組として語られている。 テレビゲーム『龍が如く』シリーズには伝説の情報屋「サイの花屋」役としてレギュラー出演している。 藤原自身は「好きなことだけをやって生活してこられたのは、本当に幸せなことだと思っている」とし、「漠然としたイメージではあるけれど、アーティストと呼ばれるのが一番うれしいかもしれない。どれが本業でどれが副業ということはなく、全て私の職業である」と述べている。 近年は総合格闘家や柔術家などにグラップリングを教えており、海外からの招聘も受けている。藤原をはじめ新日本プロレスの選手たちがカール・ゴッチより指導されていたのは、ビリー・ライレージムが教えていたキャッチ・アズ・キャッチ・キャンであるが、その技術が日本で生き延び改めて注目されるというブラジリアン柔術のような様相となっている。 総合格闘技黎明期、専門誌に対し「自分はあんな馬乗りになって人を殴るなんてできない」と否定的なコメントをしていたが、後年は「自分はテイクダウンが上手くないので、試合に出ても難しいと思いますよ」と客観的な意見も述べている。 学校法人日本医科学総合学院の理事長を務めていた。同学校法人は文部科学省認可の専修学校朋友柔道整復専門学校を運営している。
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