リング外での活躍
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/19 08:03 UTC 版)
「アブドーラ・ザ・ブッチャー」の記事における「リング外での活躍」の解説
ヒールでありながら、愛嬌ある独特のキャラクターと憎めない風貌で絶大な人気を集めCMにも起用された。 1979年、河口仁による漫画『愛しのボッチャー』が講談社『週刊少年マガジン』にて連載開始。悪役ながらドジで憎めないブッチャーならぬ「ボッチャー」が、「ジャイアント葉場」「アントニオ猪林」らとドタバタを繰り広げるプロレスギャグ漫画で、ブッチャー人気の火付け役となった。翌1980年には「サントリーレモン」のテレビコマーシャルに出演、モデルの影山真澄と共演した。CMソング『レモンのキッス』(アパッチ)のレコードジャケットにも起用されている。さらにテイチク(Continental)からレコード『ザ・ブッチャー』をリリース。ブッチャーが叫び、『全日本プロレス中継』で実況を担当していた日本テレビのアナウンサー(当時)の倉持隆夫と松永二三男が歌声を披露する異色の内容でジャケットには河口仁のイラストが使用された。 1981年、東映映画『吼えろ鉄拳』に出演。真田広之と共演し、用心棒・スパルタカスを演じた。翌年には著書『プロレスを10倍楽しく見る方法』『続・プロレスを10倍楽しく見る方法』(訳:ゴジン・カーン)を刊行。いずれもベストセラーとなった。 これら以外にも、多くのテレビ番組やCMに出演している。ブッチャー本人によると、これまでに家族を日本に連れてきたことがないため「日本では俺は人気者だ」と言っても全然信用されないという。
※この「リング外での活躍」の解説は、「アブドーラ・ザ・ブッチャー」の解説の一部です。
「リング外での活躍」を含む「アブドーラ・ザ・ブッチャー」の記事については、「アブドーラ・ザ・ブッチャー」の概要を参照ください。
- リング外での活躍のページへのリンク