ラ・パルマ天文台
分類:天文台・観測所
名称:ラ・パルマ天文台(Roque de los Muchachos)
望遠鏡の種類:光学望遠鏡
国名:イギリス
所在地:スペイン領ラ・パルマ島
口径:250センチ(反射望遠鏡)/420センチ(反射望遠鏡)解説:ラ・パルマ天文台(北緯28度46分、西経17度53分、海抜2326メートル)は、1675年にロンドンに設立されたグリニッジ天文台が中心になって、1979年にスペイン領カナリー諸島にあるラ・パルマ島に建設されました。グリニッジ天文台がハーストモンソー城に据えつけていた口径250センチのアイザック・ニュートン望遠鏡も1982年にここに移設されています。現在は420センチの大望遠鏡も据えつけられ、それまで天候状況などで得ることができなかった観測データも、手に入るようになっています。
ラ・パルマ天文台をよく知るためのアラカルト
どのようないきさつで天文台がつくられたの?
どのような天文学的発見や研究、業績があるの?
分類:天文台・観測所ラ・パルマ天文台をよく知るためのアラカルト
どのようないきさつで天文台がつくられたの?
どのような天文学的発見や研究、業績があるの?1.どのようないきさつで天文台がつくられたの?
グリニッジ天文台があったハーストモンソーの土地は、霧が濃くかかったり、雲が出たりという悪天候のため、正確な観測ができないこともよくありました。そこで、より良好な天候条件のもとで観測できるように、スペイン領ラ・パルマ島に望遠鏡を移設したのがはじまりです。
2.どのような天文学的発見や研究、業績があるの?
ラ・パルマ天文台建設の中心となったグリニッジ天文台は、星図の作成やハレー彗星の発見など、常に世界の天文学界をリードしてきました。過去の観測の実績だけではなく、よい望遠鏡をよりよい観測条件の場所へ移す努力もしていることは、他の国々のお手本にもなっています。
※参考文献:小平桂一ほか・監修「平凡社版 天文の事典」平凡社、国立天文台・編「理科年表」丸善、磯部秀三「世界の天文台」河出書房新社、斉田博「宇宙の挑戦者」河出書房新社、朝日新聞社・編「朝日コスモス'89−'95スカイ・ウォッチング事典」朝日新聞社
ロケ・デ・ロス・ムチャーチョス天文台
(ラ・パルマ天文台 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/15 01:43 UTC 版)
ロケ・デ・ロス・ムチャーチョス天文台(Observatorio del Roque de los Muchachos)は、大西洋にあるスペイン領カナリア諸島ラ・パルマ島にある天文台である。テネリフェ島にあるテイデ天文台とともに、カナリア天体物理研究所(Instituto de Astrofísica de Canarias)が運営にあたっている天文台の一つである。
- ^ 「チェレンコフ・テレスコープ・アレイ(CTA)大口径望遠鏡1号基 完成記念式典を開催後、試験運転を開始」東京大学宇宙線研究所(2018年10月11日)2018年10月13日閲覧。
- ^ “(2946) Muchachos = 1941 UV = 1958 DY = 1968 UJ1 = 1972 XH2”. MPC. 2021年10月3日閲覧。
- 1 ロケ・デ・ロス・ムチャーチョス天文台とは
- 2 ロケ・デ・ロス・ムチャーチョス天文台の概要
- 3 外部リンク
- ラ・パルマ天文台のページへのリンク