ランサー・エボリューションⅦとは? わかりやすく解説

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ランサーエボリューションVII

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 03:16 UTC 版)

三菱・ランサーエボリューション」の記事における「ランサーエボリューションVII」の解説

2001年2月3日発売型式名“GH-CT9A”。通称エボVIIベースモデル前年フルモデルチェンジしたランサーセディアになった新開発ボディは、サスペンション取付部やボディフレーム結合部補強や、専用リーンフォースメント追加スポット溶接追加、などにより、エボVI1.5倍の曲げ剛性実現したベースモデルのランサーセディアのボディ大型化したことや、アクティブ・センター・ディファレンシャル (ACD) の新規採用による重量増があった。またエボVIIからヘッドライトHID採用され以降のエボシリーズはGSRグレードHID標準装備されている。 前後輪の差動制限電子制御するACD電子制御可変多板クラッチ機構)をエボVII新規採用した道路コンディション合わせて、「ターマック舗装路)」・「グラベル(未舗装路)」・「スノー雪道)」の3モード車内スイッチ切り替えセンターデフコントロール可能で、パーキングブレーキ作動時に作動制限フリーにする機能採用された。この機能により、ラリージムカーナなどの競技での急旋回容易になり、前モデルにも増して旋回性能高めたギア比エボVI比で、1速がローギアード化され5速はハイギアード化された。車両本体価格GSR299万円と、エボVIよりも安価になった。 CP型までは「ランサー GSR/RS エボリューション」という、ランサーGSRまたはRSエボリューションモデルという表記だったものが、このVIIモデル以降は「ランサーエボリューション GSR/RS」と、ランサーエボリューション一つ車名であるという表記変更された。 このモデルより三菱WRCでの活動グループAからCS2A・ランサーセディアをベースとしたワールドラリーカー規定移行ネーミングのみエボリューション継承)したが、これはランエボとランサーセディアで全長などの違いから、「ランエボランエボという単一車種であり、ランサーセディアのバリエーション車種ではない」とされてしまい、販売台数の不足からWR(ワールドラリー)カー規定ホモロゲーション取得できなかったためである。そのためVII以降ランエボグループNおよび全日本ラリースーパー耐久などの国内レース向けのモデル特化していくことになる。 エボV以降開発ドライバー歴任した中谷明彦ベストカー書いたコラムや『REV SPEED』の自伝によると当初三菱・ランサーセディアのボディーサイズとE30三菱・ギャランVR-4とサイズがほぼ同一であることから、エボVI T.M.Eで最後になることや販売するかどうか決めかねていたことが伝えられていたという。 グレード体系グレードエンジン型式エンジン排気量最大出力最大トルク変速機車重RS 4G63(ターボ) 直列4気筒DOHC16バルブICターボ 1,997 cc 280 ps / 6,500 rpm 39.0 kg・m / 3,500 rpm 5速MT 1,320 kg GSR 1,400 kg GSRリア

※この「ランサーエボリューションVII」の解説は、「三菱・ランサーエボリューション」の解説の一部です。
「ランサーエボリューションVII」を含む「三菱・ランサーエボリューション」の記事については、「三菱・ランサーエボリューション」の概要を参照ください。

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