ライブマンの関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 14:36 UTC 版)
「超獣戦隊ライブマン」の記事における「ライブマンの関係者」の解説
コロン 星博士によって作られた、中国娘を思わせる姿の女性型のサポートロイドで、「ピンポーン!」が口癖。 博士亡き後は指揮官を務めており、グラントータス内から指示を出している。ライブマンのお姉さん的な存在であり、普段は穏やかで優しい性格だが、いざという時は仲間のために自ら命がけで戦場に赴いたり、ライブクーガーの運転やロボの操縦を行うこともある。ボディはスーパーセラミック塗装の超合金製であり、目は300倍ズーム超望遠赤外線機構を備えている。内部にも高度なメカが内蔵されており、部品が故障したバイソンライナーの制御を一時的に代行することもできたが、自身に跳ね返る負荷やダメージも相当なものとなる。ライブディメンションの起動フロッピーディスクを左胸の白い部分に入れており、取り外しが可能な頭のお団子はコンパクト型の分析装置になる。 特技はムーンウォークで、オープニング映像でも披露している。ラフデザインの中には決定デザインのほかに、セーラー服のものもある。 星博士(ほしはかせ) 第1話・第2話に登場。科学アカデミアの最高責任者。月形たちがビアスの許へ向かった日、卓二と麻理が殺害された現場を目の当たりにし、その後2年間かけて、秘密裏にコロンやグラントータスを製作するかたわら、ライブマンとなる3人を物心両面から支援した。 最初のアカデミア島襲撃の際、重傷を負いながらも3人と遭遇し、グラントータスの場所と3人が作ったマシンに合体システムを組み込んでおいたことを伝えた。その後再度アカデミア島が襲撃を受けた際、妊婦を救うため瓦礫の下敷きとなり死亡した。 博士の命を懸けた行動は、ライブマンに戦うことだけが全てではなく、地球上の様々な命を守る大切さこそ、平和と未来に繋がる力になることを改めて理解させることに繋がった。 矢野 卓二(やの たくじ) 科学アカデミア時代での勇介たちの一番の親友。1966年生まれ。鉄也と武志の兄で、3兄弟の長男。麻理ともども科学アカデミアの所有する人工衛星・スペースアカデミア号の乗員になる夢を叶えるべく、ライブスーツの原型となった宇宙空間活動用強化スーツの開発に取り組んでいた。ボルトの襲撃開始から遡ること2年前、ボルトUFOに乗り込む剣史たちを目撃した後、命を狙われた勇介たちを身を挺して麻理と共にかばい、死亡する。 ライブスーツの他に、ライブクーガーとバイソンライナーの設計開発データを遺し、それは勇介たちにとって、地球をボルトから守る大きな戦力となった。 卓二と麻理の墓はアカデミア島の海が見える岬に作られており、劇中でも幾度となく登場したほか、後年のVシネマ『百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊』にも登場し、勇介が墓参りをしていた。 相川 麻理(あいかわ まり) 同じくアカデミア時代の勇介たちと最も親しい女友達で、純一の姉。1967年生まれ。第1話で卓二と共に身を挺して勇介たちをかばい若い命を散らしてしまう。卓二ともども、作中ではその後も回想の場面で何度か姿を見せている。 サイファイヤーの設計データを遺しており、2人の形見をそれぞれの弟たちが生みだしたが、それはライブマンが5人となる時でもあった。 オープニングで剣史に光線銃で撃ち落される2匹の光る蝶は、彼女と卓二の比喩的演出である。 矢野 武志(やの たけし) 第5話に登場。卓二と鉄也の弟で、3兄弟の末っ子(三男)。死亡した兄の卓二が残したライブクーガーの設計データを勇介たちに託した。 ドロテ博士 第30話に登場。星博士の要請によりバイソンライナーとサイファイヤーを製作するチームで指揮を執った国連所属の女性研究員。フランス出身。故障したバイソンライナーのAI回路を届けるためにグラントータスにやって来た。勇敢で正義感も強く、街を破壊するギガボルトに怒りを燃やしていた。
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