ライッコラ屋敷の人々
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 23:29 UTC 版)
「牧場の少女カトリ」の記事における「ライッコラ屋敷の人々」の解説
テーム・ライッコラ 声 - 野島昭生 ライッコラの主人。ウッラによればケサケイットという食べ物が好物らしい。最初はアベルのことでカトリを頭ごなしに怒るが、次の日アベルの賢さを見て彼女に謝る。エスコによれば銃の名手とのことである。鉄砲の名人で狼狩り。愛妻家で病気のせいで変わった言動をする妻を思いやっているが、最近イライラして怒りっぽくなった。仕事に関しては厳しい人。ライッコラ屋敷で30頭以上の牛と約20頭の羊を飼っている。 ウッラ・ライッコラ 声 - 杉田郁子 ライッコラの奥様。アンネリによれば、レイナという娘がいたが2年前に亡くし(生きていれば6歳らしい)、これが原因で統合失調症を患っているようである。本来はお菓子作りが得意で自身はクレープ好きで時々1人で作って食べている。また、犬が大好きでカトリにアベルを譲るよう頼んだこともある。 第8話では、サロ湖の近くある村のアリという女性の家からフィンカブラの苗をカトリに取ってくるように頼む。現実主義な考え方の持ち主で、カトリが夢の話をするたび「お屋敷の奥様を目指した方ががっかりしなくていいわ」とカトリを不安にさせるような発言をするが、本人は善意のつもりである。その後女の子を授かりエルナと名付ける。 ビヒトリ 声 - 藤井つとむ 作男(人に雇われて農作業などをする人のこと)。ライッコラ屋敷の柵や屋根などが壊れた時の修理などを任されている。他にも羊の世話をしており、カトリが羊のシロと出会ってからは一緒に面倒を見ている。 アンネリ 声 - 鈴木れい子 ライッコラ屋敷で働くお手伝いさん。仕事柄世話好きで面倒見が良い性格。秋にはカトリたちと畑で麦や麻の採り入れをしたり、サウナ小屋で麻を糸にする作業をするようになる。学校を出ていないが働き者で勤勉なカトリに、優しい言葉をかける。 エスコ 声 - 上田敏也 テームのおじにあたる人物。大工仕事を主にこなしており、様々な木材加工の作業をしている。食事や作業をする時は母屋に来ているが寝起きはいつも夏小屋でしている。出会った直後からカトリの味方となる。 テームが所有する主な牛たち クロ…カトリによると優しい目をした雄牛で草をたくさん食べ、牛としては大きい方で強そうであるが、ビークナと違い手はかからない。第23話で、熊に襲われたカトリを鋭い角で助ける。興奮状態にあったクロの攻撃により熊はやがて絶命する。 ビークナ…いつも言うことを聞かず勝手に群れから離れてしまうことが多く、カトリを手こずらせる。 ルンストッカ…いつもおとなしい、ルシナ…首筋に傷がある、他にもオメナ、ダイルなどの牛がいる。 ヨルム テームがいつも乗る馬。 シロ ライッコラ屋敷で暮らすカトリが北の牧場へ行った際、迷い込んできたヒツジ。一旦カトリのものになり、目印として左前足にひもを結ばれ、秋頃に彼女はシロの毛から作った糸でセーターを作っている。しかしその後クマが出没し危険と判断され、カトリを解雇した際テームが買い取った。
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