ミラン (ミサイル)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/25 03:53 UTC 版)
![]()
ミランERとランチャー
|
|
種類 | 対戦車ミサイル |
---|---|
製造国 | ![]() ![]() |
設計 | ![]() ![]() |
製造 | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
性能諸元 | |
ミサイル直径 | 125mm |
ミサイル全長 | 1,200mm |
ミサイル重量 | 7.1kg |
射程 | 400-2,000m |
誘導方式 | 半自動指令照準線一致誘導方式 |
飛翔速度 | 200m/秒 |
ミラン(仏: Milan)は、第2世代の対戦車ミサイルである。1962年に開発が始められ、1971年に完成、1972年からの採用である。名称の「Milan」は歩兵用軽対戦車ミサイルを意味するフランス語「missile d´infanterie léger antichar」に由来する。
フランスと西ドイツ(当時)の協同開発だが、ライセンス生産はイギリスのブリティッシュ・エアロスペースのほかスペインとインドでも行われている。
誘導は半自動指令照準線一致誘導方式で、発射機を目標に照準することで誘導される。MIRA赤外線照準装置により、夜間での射撃も可能である。歩兵が運用するほか、車載型もある。
運用
2003年のイラク侵攻の際、1基のミラン対戦車ミサイルがイギリス軍のチャレンジャー2を攻撃したが、装甲に阻まれ撃破に失敗した。
ヒズボラが、2006年のイスラエル・レバノン紛争でイスラエル戦車を攻撃している。シリアまたはイランから供給されたものだと考えられている。
派生型
採用した国と地域
アルジェリア
オーストラリア
- FGM-148 ジャベリンへ更新中。
ブラジル
ボスニア・ヘルツェゴビナ
ベルギー
- スパイクMRへ更新予定。
- コントラ
チャド
キプロス
エストニア
エジプト
フランス
- FGM-148 ジャベリンへ更新予定。2023年時点で、フランス陸軍が地上発射型と車載型を保有[2]。
ドイツ
- スパイクLRへ更新中。
ギリシャ
西サハラ
シリア
インド
アイルランド
イラン
イラク
イタリア
ケニア
レバノン
リビア
メキシコ
モロッコ
北マケドニア
- 2024年時点で、北マケドニア共和国軍が保有[7]。
ニカラグア
オマーン
パキスタン
ポルトガル
カタール
ロシア
シンガポール
南アフリカ共和国
スペイン
- スパイクLRへ更新中。
トルコ
イギリス
- FGM-148 ジャベリンへ更新中。
アメリカ合衆国
ウルグアイ - 2024年時点で、ウルグアイ陸軍が保有[11]。
ペシュメルガ
脚注
出典
- ^ IISS 2024, p. 348.
- ^ The International Institute for Strategic Studies (IISS) (2023-02-15) (英語). The Military Balance 2023. Routledge. p. 91. ISBN 978-1-032-50895-5
- ^ IISS 2004.
- ^ IISS 2024, p. 105.
- ^ IISS 2024, p. 368.
- ^ IISS 2024, p. 374.
- ^ IISS 2024, pp. 115–116.
- ^ The International Institute for Strategic Studies (IISS) (2023-02-15) (英語). The Military Balance 2023. Routledge. p. 347. ISBN 978-1-032-50895-5
- ^ The International Institute for Strategic Studies (IISS) (2023-02-15) (英語). The Military Balance 2023. Routledge. p. 349. ISBN 978-1-032-50895-5
- ^ The International Institute for Strategic Studies (IISS) (2023-02-15) (英語). The Military Balance 2023. Routledge. p. 287. ISBN 978-1-032-50895-5
- ^ IISS 2024, p. 452.
参考文献
- The International Institute for Strategic Studies (IISS) (2004-10-01) (英語). The Military Balance 2004-2005. Routledge. ISBN 0-19-856622-0
- The International Institute for Strategic Studies (IISS) (2024) (英語). The Military Balance 2024. Routledge. ISBN 978-1-032-78004-7
外部リンク
「ミラン (ミサイル)」の例文・使い方・用例・文例
- 次にボンドはザオを追ってロンドンへ向かい,そこでダイヤモンド王グスタフ・グレーヴス(トビー・スティーヴンス)と広報係のミランダ・フロスト(ロザムンド・パイク)と対面する。
- 中田選手が加わるかもしれないクラブチームには,イングランド・プレミアリーグのチェルシー,セリエAのACミラン,フランスのオリンピック・マルセイユがある。
- 彼には別居中の妻マリー・アン(ミランダ・オットー)との間に2人の子ども,ロビー(ジャスティン・チャットウィン)とレイチェル(ダコタ・ファニング)がいる。
- 編集長のミランダ・プリーストリー(メリル・ストリープ)は世界一気難しく厳しい上司なのだ。
- ミランダはすべてにおいて完(かん)璧(ぺき)を要求する。
- まもなく,アンディはミランダが驚くほどおしゃれで有能なアシスタントに変身する。
- 1999年には,ACミランを指揮し,イタリアのセリエAでの優勝に導いた。
- 世界の強豪サッカークラブであるイタリアのACミランが4月,愛知県小(こ)牧(まき)市にサッカースクールを開校する。
- 「ACミランサッカースクール愛知」は,同クラブにとってイタリア国外で12校目,日本では初のサッカースクールである。
- スクール開催を申し出たいくつかの市や町の中からACミランが小牧市を選んだ理由は,小牧市には充実した競技施設があるからだ。
- ACミランを小牧市に誘致した「地球子ども村」という名称の団体がこのサッカースクールを運営する。
- ACミランの役員で元イタリア代表のフランコ・バレージ氏は記者会見で,「ヨーロッパのチームに入団する日本人サッカー選手はどんどん増えている。日本サッカーの発展を手助けしたい。」と語った。
- ACミランは,インテル・ミラノの長(なが)友(とも)佑(ゆう)都(と)選手に続くような優れたサッカー選手を育成したい考えだ。
- 本田圭(けい)佑(すけ)選手がACミランに入団
- 1月8日,イタリアのサッカーリーグ,セリエAのACミランがチームの最新メンバーである本田圭(けい)佑(すけ)選手を報道陣に公式紹介した。
- 本田選手はACミランと3年半の契約を結んだ。
- 彼はCSKAとの契約が昨年末に満了した後にACミランに加入したのだ。
- ACミランはヨーロッパで最も成功を収めているサッカークラブの1つとして知られている。
- イタリアの新聞「ガゼッタ・デロ・スポルト」は,この日本人選手はミランに新たな熱をもたらすだろうと書いた。
- ロシア紙の「ソビエト・スポーツ」は,ACミランが今季低迷していることを述べ,CSKAモスクワからの本田選手の移籍はミランのサポーターにとって天からの贈り物だと書いた。
- ミラン_(ミサイル)のページへのリンク