マリナーラ【マリナーラ】(草花類)
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登録番号 | 第12896号 |
登録年月日 | 2005年 3月 14日 | |
農林水産植物の種類 | シクラメン | |
登録品種の名称及びその読み | マリナーラ よみ:マリナーラ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 雪印種苗株式会社 | |
品種登録者の住所 | 北海道札幌市厚別区上野幌一条五丁目1番8号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 高橋恵子、久保木篤、不破規智、高橋睦宏 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者所有の育成系統に「ビクトリア」の育成系統の葯培養個体より育成されたものであり、草型は中型で、花は花弁先端及び基部が鮮赤紫色、中央部がピンク白色となる鉢物向きの品種である。草型は中型、開花時の出葉状態は出葉するである。葉の全体の形は心臓型、先端の型は尖型、基部の型は3型、葉縁の欠刻は浅く密、波打ちは無、葉柄の太さは3.0~3.9㎜、長さは50~99㎜、葉の長径は70~99㎜、横径は50~69㎜、数は多、表面の色は緑、模様の程度は明瞭、型は帯斑である。花茎の太さは3.0~3.9㎜、長さは100~199㎜、花弁の反転程度は反転するが一部花茎にかかる、数は5、ねじれは弱、縁の欠刻は強い欠刻、波打ちは有、花弁面の突起は無、花弁の長さは30~39㎜、幅は25~29㎜、雄ずいの弁化は無、花弁先端及び基部の色は鮮赤紫(JHS カラーチャート9207)、中央部の色はピンク白(同9201)、模様の状態は覆輪、花の香りは殆ど無、開花期は四季咲晩生である。「プロローグ」と比較して、葉縁の欠刻が浅いこと、花茎が細いこと、花弁の幅が狭いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成10年に出願者の温室(北海道夕張郡長沼町)において、出願者所有の育成系統に「ビクトリア」の育成系統の葯培養により2倍体個体を育成し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
マリナーラソース
(マリナーラ から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/25 01:08 UTC 版)
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この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。(2014年1月)
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マリナーラソース、またはマリナラソース(英: marinara sauce)は、トマトソースの一種で、ピザ、パスタ、ラビオリなどのイタリア料理に使用される。その名称のマリナーラ (marinara) は、イタリア語で「船乗りの」を意味する形容詞で[1]、イタリアのナポリの船乗りがよく食べていたことに由来している。
基本の材料はトマト、ニンニク、オリーブ・オイル、オレガノまたはバジルで[2]、唐辛子や乾燥オレガノも加えても良い。「決して加えてはならないが、イタリア以外では往々にして加えられる材料」として玉ねぎ、ワイン、ミートボール、オリーブ、ケイパー、アンチョビ、トマトペースト、バターがある[1]。「トマトソースがベースで、オレガノとバジルが加えられたもの」とも言い換えられる。肉類を使用していないため、あっさりとした味わいを持つ。
起源
マリナーラソースの起源にはいくつか俗説がある。一つは、16世紀半ばにスペイン人がトマトを新世界の果実としてヨーロッパに持ち込んだ後、ナポリの船に乗船していたコックが発明したというものである。元祖のレシピはシーフードを含まないため、トマトの強い酸のおかげで腐敗しにくかった。マリナーラソースはそのため、数百年もの間、長期の海の旅にかなう食べ物として、冷凍技術が発明されるまでその地位を確立していたという。別の説としては、マリナーラソースはナポリの船乗りの妻たちが彼らの海からの帰宅のために準備していたソースだというものがある[3]。
上記のように起源を16世紀とする説がある一方、マリナーラソースの元ともなる「トマトソース」のレシピを初めて所収したイタリアの調理本は17世紀末まで確認されていない(ナポリのスペイン総督府幹部の給仕であったアントニオ・ラティーニが執筆し、1692年と1694年に分けて出版された『ロ・スカルコ・アラ・モデルナ』)。さらに、当時のトマトソースは後年でいうところのトマトサルサに近いものであった[4]。
マリナーラ・ピザ

マリナーラソースを使用したピザである「マリナーラ・ピザ」は、ナポリピッツァのルーツとも言われている。イタリア語では「ピッツァ・アッラ・マリナーラ」 (Pizza alla marinara) で、日本語ではそれに由来して「ピッツァ・マリナーラ」と呼ばれることも多い。また、ピザが話題と分かっている場面では、単に「マリナーラ」と呼ばれることが多い。
16世紀に中南米から南イタリアへ伝わったトマトが広く食用に浸透した1734年に作られたものであり[5]、ナポリの漁師たちが馴染みのパン屋にあり合わせのトマトとオリーブオイルを使って作らせたのが、きっかけである。
その後、ナポリで料理に愛用されていたオレガノとニンニクが加わり、現在ではイタリア全域に広まり、どのピッツェリアでも定番の一品となっている。一般的にチーズは使われず、シンプルな盛り付けとなっており、ピザメニューの中でも価格が安い。
脚注
- ^ a b “Marinara Worth Mastering”. The New York Times (The New York Times Company). (2014年1月28日) 2021年12月19日閲覧。
- ^ "marinara" Oxford Dictionaries
- ^ "Marinara Sauce" The Italian Chef 2015年4月28日閲覧
- ^ "Origins of Italian tomato sauce" Foodtimeline.org 2015年4月28日閲覧
- ^ "COMMISSION REGULATION (EU) No 97/2010 of 4 February 2010- 3.8. Traditional character of the agricultural product or foodstuff" 2010年2月4日
関連項目
マリナーラ(Marinara)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 04:20 UTC 版)
「ピザ」の記事における「マリナーラ(Marinara)」の解説
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