マグマ
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マグマ(英: magma)とは、地球をはじめとする天体を構成する固体が、その内部で溶融しているものである。地球のマントルや地殻は主にケイ酸塩鉱物でできているため、その溶融物であるマグマも一般にケイ酸塩主体の組成を持つが、稀に「炭酸塩」鉱物を主体とするマグマも存在する[1]。岩漿(がんしょう)ともいう[2]。 地球以外の天体でマグマの存在は推定のみで確認されていないため、本項では地球におけるマグマについて記載する。
- ^ 「マントル・地殻の地球科学」p187
- ^ 坪井誠太郎『岩石學I』(岩波全書)
- ^ アフリカのオルドイニョ・レンガイは炭酸塩マグマの火山
- ^ a b 「地球惑星科学入門」p85
- ^ 常温での水あめ程度
- ^ 「火山入門 日本誕生から破局噴火まで」島村英紀 NHK出版新書461 2015年 p96
- ^ 海洋ではなくアメリカ大陸に存在するイエローストーンもホットスポットと考えられている。「地球惑星科学入門」p87
- ^ この節の内容は「マントル・地殻の地球科学」p189-196 から
- ^ 「地球惑星科学入門」p91 の溶融曲線図より
- ^ 「地球惑星科学入門」p92
- ^ この節の内容は「地球惑星科学入門」p93-95 から
- ^ この節の内容は「マントル・地殻の地球科学」p271-275 から
- ^ 「最新地球史が良くわかる本」p104
- ^ 「新装版 地球惑星科学13 地球進化論」平朝彦ら 株式会社岩波書店 2011年
- ^ 川添貴章, 大谷栄治「熔融金属鉄とMg-ペロヴスカイト、マグネシオヴスタイト間のFe、Ni、Co分配とマグマオーシャンの深さ」『日本岩石鉱物鉱床学会 学術講演会 講演要旨集』2004年 日本岩石鉱物鉱床学会 学術講演会G6:岩石・鉱物・鉱床学一般、日本鉱物科学会、2004年、62-62頁、doi:10.14824/jampeg.2004.0.62.0、NAID 130006960881。
- 1 マグマとは
- 2 マグマの概要
- 3 過去の地球におけるマグマ
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