マクシミリアン・フォン・シュペーとは? わかりやすく解説

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マクシミリアン・フォン・シュペー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/25 01:10 UTC 版)

マクシミリアン・ヨハネス・マリア・フーベルト・フォン・シュペー伯爵Maximilian Johannes Maria Hubert Reichsgraf von Spee[1]1861年6月22日 - 1914年12月8日)は、伯爵ドイツ帝国海軍の軍人。最終階級は海軍中将(Vizeadmiral


注釈

  1. ^ 出典に「第一次世界大戦は1914年8月3日に勃発した」という趣旨が記述されている。
  2. ^ 出典に「シナ方面艦隊」と記載されている。
  3. ^ フォークランド沖海戦においてスターディ艦隊の主力であったインヴィンシブル級巡洋戦艦2隻(インヴィンシブルインフレキシブル)は、海軍のインディファティガブル級巡洋戦艦「オーストラリア」と同等の戦力。
  4. ^ マスアフェラ島は、現:アレハンドロ・セルカーク島英語版ファン・フェルナンデス諸島の中にある[3]。チリ領の無人島であった[4]
  5. ^ シュペー艦隊は、クラドック艦隊に対する優速を生かし、クラドック艦隊の風上に占位するように機動していた[5]
  6. ^ シュペー艦隊の2隻の装甲巡洋艦、シャルンホルストとグナイゼナウは、荒天時でも舷側ケースメイト砲を使用できるよう設計されていた[5]
  7. ^ 月齢計算サイトによると、1914年11月1日の月齢は12.86。
  8. ^ グナイゼナウのポッポハンマー副長が、フォークランド沖海戦でのグナイゼナウの生存者(士官25名)の中に入っていたか否かは、出典(ホイト『壊滅:シュペー艦隊の最後』(実松譲 訳、1969年、フジ出版社))に記載がない。
  9. ^ 21世紀現在のガスタービンやディーゼルエンジンを搭載した軍艦とは異なり、20世紀初頭の「ボイラーで発生させた蒸気で動く」軍艦は、出港準備にかなりの時間を要した。
  10. ^ 11:00まで待たないと出港準備が整わない軽巡洋艦ブリストルはスタンリーに残留した[10]
  11. ^ シュペー艦隊5隻の中で唯一、フォークランド沖海戦(1914年12月8日)を生き延びた軽巡洋艦ドレスデンは、1915年3月14日に、ファン・フェルナンデス諸島のカンバーランド湾においてイギリス軍艦2隻(装甲巡洋艦ケント、軽巡洋艦グラスゴー)に捕捉され、自沈[11]
  12. ^ 装甲巡洋艦シャルンホルストの総員は850名以上[12]
  13. ^ 装甲巡洋艦グナイゼナウの総員は850名以上[12]
  14. ^ 軽巡洋艦ライプツィヒの総員は350名以上[12]
  15. ^ 軽巡洋艦ニュルンベルクの総員は350名以上[12]

出典

  1. ^ Spee, Maximilian Johannes Maria Hubert Reichsgraf von”. en:Allgemeine Deutsche Biographie. 2022年2月3日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l 野村 1994, pp. 134–161, 第5章 ドイツ太平洋艦隊との海戦
  3. ^ a b ホイト 1969, p. 162, 165
  4. ^ a b c d e f g h i j ホイト 1969, pp. 195–211, 勝者は喜ぶ
  5. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v ホイト 1969, pp. 163–194, コロネル沖海戦
  6. ^ a b c d e f g h i ホイト 1969, pp. 48–57, 神よ英国を罰し給え
  7. ^ a b ホイト 1969, pp. 127–139, 独軽巡<ドレスデン>
  8. ^ a b c d ホイト 1969, pp. 212–219, 猛烈な追跡
  9. ^ a b c d e f g h ホイト 1969, pp. 249–256, 最後の戦闘
  10. ^ a b c d e f ホイト 1969, pp. 241–248, 出港用意!
  11. ^ ホイト 1969, pp. 290–304, むすび
  12. ^ a b c d e f g h i j k l ホイト 1969, pp. 284–289, 要約
  13. ^ a b ホイト 1969, pp. 257–269, 「シャルンホルスト」沈む
  14. ^ ホイト 1969, pp. 270–280, 猛追撃
  15. ^ ホイト 1969, pp. 281–283, 海上におろした一隻のボート
  16. ^ a b ホイト 1969, p. 64


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