ボーン関連
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/12 17:53 UTC 版)
ボーン 魔神によって創造された生命体の中で、選ばれた者が着装する戦士の鎧。その者は「適合者」と呼ばれ、ボーンが格納されたカードを「ボーンカード」と呼ぶ。カードは通常1種1枚だが着装時には4つのボーンパーツ(ボディ、ライトアーム、レフトアーム、レッグの4種)に分離、戦闘時に適合者が「着装!」と叫んだ後、パーツを個別にセットする(ゲームではプレーヤーが様々なボーンパーツを自在に組みわせ可能)。ボーン自体に戦闘用の特殊な光線や闘気攻撃はなく、基本的には徒手空拳の格闘で戦う。意志が宿り、適合者を拒むこともある。 一部パーツを破壊(ボーンクラッシュ)されてもボーンはカードに戻り、自己修復によって再生可能。しかし再生スピードは遅効性で、現在の地球の科学や適合者との親和性を考慮しても再び着装出来るまでになるには最低一年はかかるという。 ボーンは内的・外的要因により数段階にパワーアップする(後述)が、焦りや憎しみなどの感情により適合者の意思を無視し暴走する危険もある。要のボーンの一部を装着しても同様に飲まれる。 かなりの重量があり、地球側のボーン適合者(ボーンファイター)は後述する「リベレーション・コクーン」内でないと自在に活動出来ないが、ネポス側のボーン適合者(ダークボーン)は親和性が高く、現実世界でも着装しながら普通に活動し戦闘が行える。 ネポスの伝承によれば、ボーンは星々を見守る存在であり、生命の宿る星にはボーンたちの中に星を見守る役割を持つ「要のボーン」が必ず1体存在する。ドラゴンボーンは地球の、ダークフェニックスはネポスの「要のボーン」である。要のボーンの「コアボーン」が完全にクラッシュ(コアボーンクラッシュ)されれば、その星の生命体は一瞬にして滅んでしまう。ホワイトボーン ボーンの通常形態。 暴走モード ボーンファイターがボーンに意識を飲まれた状態。通常より遥かに強い力を発揮するが適合者を危険に晒す。 アイアンボーン ホワイトボーンの強化形態。ホワイトよりも格段に戦闘能力が向上する。覚醒条件はハッキリと定義されていないが、ボーンファイターが命の危険に曝された際、ボーンの中に宿る意識と対話し、何かを悟ることで発動するとも云われる。後にレナードの研究により相手の攻撃を受け止めたり魔神降臨(ディセント)を行うことでマジン粒子(後述)が蓄積され、一定量に達することにより、ファイターの意思で自由にアイアンに成れることが判明した。 レアメタルボーン アイアンボーンをも上回る超強化形態。その名称が付く通り、伝説上の存在とも言われていた。クルードが装着するダークワイバーンは、数名のファイターでラインを組まないと降臨出来ない火の魔神を単独で召喚し、アイアン状態では苦戦していたダークケルベロスを一蹴する圧倒的なパワーを見せた。ただし魔神に認められなければ変化させることは不可能である。レナードによって「マジンボーン」とも名づけられた。 ボーンファイター ボーンに選ばれた適合者でありボーンを着装できる者達。ボーンを纏える者は全てボーンファイターだが、メディアによる便宜上の問題で地球側のファイターのみを狭義的に「ボーンファイター」ということが多い。 ダークボーン / エクェス ドラゴンボーンを狙う謎の敵。ボーン研究所では地球外生命体ではないかと推測していた。その正体はネポス・アンゲリス側のエクェス(戦士の意味)。当初は顔を全てスリット状の仮面で覆っていた(ネポス・アンゲリスについては後述)。その呼称および各ダークボーンの名称(ダーク○○)はボーン研究所側が付けたコードネームである。 ボーンクラッシュ ファイターが着装しているボーンパーツを破壊すること。ダメージを受けることでパーツが石化し、ボーンカードも石化状態(パーツの一部の場合はカードもその一部分)になる。 コアボーンクラッシュ ゲームでは全てのボーンパーツが完全に破壊されること(ゲームオーバーとなる)。アニメでは後述する「コアボーン」が破壊されること。特に後者はボーンにとっての「死」とも言えるが通常の適合者はファイターの資格を失うだけで生命に影響は及ばない(アニメではある星の要であったボーンファイターが宇宙空間でダークケルベロスにコアボーンクラッシュされ、その星の全生命体と共に消滅している)。 マジン粒子 / コアボーン 「マジン粒子」はレナードが命名した特殊な粒子。ボーンファイターが初めて魔神降臨(後述)した際に検出、アイアンボーンの発動には必要不可欠なものとされる。その後、粒子が多く含まれているパーツを「コアボーン」と定義・呼称した。その構造は地球のコアに酷似している。
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