肥満度を表す指標として国際的に用いられている体格指数で、[体重(kg)]÷[身長(m)の2乗]で求められます(身長はcmではなくmで計算します)。
計算方法は世界共通ですが、肥満の判定基準は国によって異なり、WHO(世界保健機構)の基準では30以上を"Obese"(肥満)としています。
日本肥満学会の定めた基準では18.5未満が「低体重(やせ)」、18.5以上25未満が「普通体重」、25以上が「肥満」で、肥満はその度合いによってさらに「肥満1」から「肥満4」に分類されます。
BMIが22になるときの体重が標準体重で、最も病気になりにくい状態であるとされています。25を超えると脂質異常症や糖尿病、高血圧などの生活習慣病のリスクが2倍以上になり、30を超えると高度な肥満としてより積極的な減量治療を要するものとされています。
尚、内臓脂肪の蓄積は必ずしもBMIと相関しないため、メタボリックシンドロームの診断基準には盛りこまれていませんが、メタボリックシンドローム予備軍を拾い上げる意味で特定健診・特定保健指導の基準にはBMIが採用されています。
BMI
別名:ボディ・マス指数,体格指数
【英】:body mass index
ボディマス指数
ボディマス指数 (BMI)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/30 16:20 UTC 版)
「肥満度」の記事における「ボディマス指数 (BMI)」の解説
詳細は「ボディマス指数」を参照 通称BMI。現在、国際的に最も広く使用されている体格指数である。体重 (kg) ÷ 身長 (m) ÷ 身長 (m) の式によって算出される数値を指す。統計上、この数値が22になると、最も病気にかかりにくいとされており、25を超えると「肥満」に値する。逆に数値が18.5を下回ると「低体重 (痩せ)」に値する。
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