相似則との関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/17 09:09 UTC 版)
ケトレーは統計学的手法によって「平均人(フランス語: l'homme moyen、英語: average man)」を示す指数として「体重/身長2」の関係を見出したが、相似則に従えば重さ(体重)は長さ(身長)の3乗と相関するはずであり、事実、胎児の発育段階では相似則が保たれるため3乗と相関するローレル指数が適合する。しかし、成人では頭部の重量比率などが胎児や乳幼児とは大きく異なり、また、筋肉量に応じた放熱に必要な体表面積を確保するために相似にならない。なお、アリの足は細くゾウの足は太いなど、生物は大きさに対して対称ではない。
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